2019年7月10日
【路線バスの旅】横浜市営バスの本領発揮!狭い道を走る市営20系統をご紹介!【横浜探訪中区】
港の見える丘公園から横浜市営バスで移動します。
今回乗車するのは横浜市営バス20系統です。
20系統は山手駅行きですので、まあもちろんJR山手駅行きバスのりばから乗ります。
なんでわざわざ横浜市営バスの20系統をご紹介するのか。この先を見ればお分りいただけます。
奥にはマリンタワーも見えて良い景色です。
映画とかに出てきそうな感じですよね笑笑
んで、マリンタワーの方がきたのが横浜市営バス20系統です。
今回は港の見える丘公園前〜山手駅前の乗車ですが、20系統自体は桜木町駅発 馬車道駅前・中華街入口・港の見える丘公園経由 山手駅前行きです。
今回はご紹介しない桜木町駅〜港の見える丘公園前までも県庁やNHKがある観光地を走っていきますので、乗っているだけで面白い路線です。
今回は港の見える丘公園前〜山手駅前をご紹介します。
一応覚えておいてもらいたいのはこの外観です。
大型とまではいきませんが、中型路線バスの普通のバスで来ました。
港の見える丘公園前を出るといきなり住宅地に入ります。
ここはいわゆる山手。
横浜市でも有数の高級住宅街です。この辺りは都市景観100選にも選定されているほどの素晴らしい景観でも知られます。
その凄さは地価にも現れていて、東京都内を除いた首都圏の公示地価では最も高いところでさいたま市浦和に次ぐ、2番目となっています。
先ほどの写真は広いところの写真ですが、港の見える丘公園前から2つ先の妙香寺前まではこんな狭いところを走ります。これは曲がっている様子ではありません。直進しているのです。
しかも首都圏で2番目の地価を誇る地域を中型路線バスによって、しかもこんな狭い道を走っていくのです。さらに下り坂。
乗っている方がヒヤヒヤします。
横浜市営バスすげえとなります。
んでこんな道を淡々と走ります。
この山手の住宅地を出る妙香寺は日本の国歌、君が代発祥の地、また、日本吹奏楽発祥の地して知られています。何もこんな魅力ばっかりのところを走らなくてもと思いますが、乗ってる方からすると楽しくて仕方ありません。
一旦大通りに出てきたなあと思うのですが、
今度は先ほどよりも狭い道に。
これは山手駅に入っていく商店街なんだそうで、山手駅前には大きな通りがないのでここを通るのです。
しかし、これもまた人通りが多いのに歩道もなく狭い道。
20キロほどで抜けていきますが、どこにもかすりませんし、人にも当たりません。
本当に横浜市営バスはすごいなあと。
途中のバス停ですが、バス停を道路に垂直に置くスペースがなかったのか道路に平行に置かれています。バスの運転手さんも丁寧にバスの車体を下げて降りる方への配慮も忘れません。
山手駅前に到着。
本当に横浜市営バス、すごいです。
普段何気なく利用する市営バスですが、こんなところで本領発揮ぶりを見られるとは思いませんでした。
ぜひ、20系統を横浜観光で利用してついでに車窓を楽しんでみてください!
山手駅です。
本当はこの辺りは山手地区ではなく、山手地区自体はお隣の石川町駅に近いのですが、石川町側の住民に負け、石川町駅という駅名になってしまったため、こちらが山手駅となっています。
もともと山手線の表記はやまてとなっていたのですが、山手駅の開業により紛らわしいことからやまのてに改められたのだそうです。
1987年の国鉄分割民営化までは広告を一切設置しない駅として知られましたが、JR東日本発足時に広告が設けられました。
次回の「横浜探訪中区」は!
次回も横浜市営バス。
小型バスの使い方はまさにこれ!
お楽しみに。
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