2020年11月21日
リゾートしらかみボックス席乗車記 ボックス席の買い方は?値段は?乗り方は?
YouTubeで配信した「日本周遊の旅」。一部を抽出してお伝えします。旅行自体をお楽しみいただきたい方はYouTubeにてご覧ください。リンクはこの記事の最後に添付されています。
(ご案内:当記事のための撮影日は2020年3月19日です。)
秋田駅です。
今回ご紹介するのは快速リゾートしらかみ5号です。
リゾートしらかみは秋田県と青森県を結ぶ五能線の観光列車で、JR東日本の「のってたのしい列車」の先駆けとなった列車です。
リゾートしらかみには青池編成、橅編成、くまげら編成の3つがあり、青池編成と橅編成は最新型のHB-E300系が使用されています。くまげら編成は国鉄型のキハ40系の改造車が使用されています。全列車が4両編成で、そのうち1両にボックス席が連結されています。
ボックス席はこちら。
4人用ボックス席です。各ボックスが壁で仕切られているので、半個室タイプになっています。
2号車がボックス席として発売されます。
しかし、1ボックス単位ではなく、1席単位の発売ですので、購入時には明確にボックス席利用と伝える必要があります。また、ボックス席はえきねっと、指定席券売機では発売されません。全国のみどりの窓口、JR全線きっぷうりば、主な旅行会社で発売されます。
4人ボックスなので、4人利用の場合は問題ありませんが、3人以下で利用する場合、同じボックスに他の人が来る可能性があります。最繁忙期でなければ、まず考えられませんが、念のため、確認しておく必要があります。
こちらは通常の指定席。
ボックス席も1席ごとに発売される関係で、通常の指定席料金530円(通常期)で乗車できます。
ボックス席がお得だなと思われる方も多いと思います。ただ、ボックス席は競合席の一つでもあり、当日ではまず難しい席でもあります。早めの購入をオススメします。
ボックス席はこのように展開することで、靴を脱いで寛ぐこともできます。1人か2人で利用していて、隣に人が来ない状況ならこれで横になることもできますね。
リゾートしらかみは景色も素晴らしいです。
日本海と白神山地の景色を楽しみながら、列車旅ができます。
今回乗った5号は千畳敷駅で下車観光がありました。観光列車ならではのサービスと言えます。
夕日を見ながら、進みます。
リゾートしらかみは5時間40分以上を要するロングラントレインでもあります。
景色を見ていれば、あっという間だと感じますが、だからこそボックス席でゆったりと過ごしたいものです。
青森に到着。
リゾートしらかみは秋田で秋田新幹線、新青森で東北新幹線と接続しますので、東京から日帰りで楽しむこともできます。また、旅行商品と絡められることも多く、利用価値の高い列車です。
ぜひ、青森、秋田観光の一つとして検討されてみてください。
青森の吉野家で夕食。
この日は新青森の東横インに宿泊しました。
リゾートしらかみの動画はこちらからご覧いただけます!
当旅行における感染防止対策についてはメニュー欄よりご確認いただけます。
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