博多から太宰府へは西鉄バス太宰府ライナーバス旅人がめちゃくちゃ便利!【日本周遊の旅】
博多まで来ました。
今回は半日ほど、この博多を拠点に観光をしてみようと思います。
博多は山陽新幹線の終点、九州新幹線の起点でもあり、九州最大のターミナルですが、観光には多少不便といわざるを得ません。
今回は福岡県のなかでもメジャーな観光地の一つに入る太宰府天満宮にこの博多から簡単にアクセスする方法を皆さんにお伝えします。
ただ、その前にお腹もすいたので、博多駅にある博多めん街道でラーメンでも食べようというわけです。
やってきたのは長浜ナンバーワンというお店。
福岡県の漁業関連に携わる人のために出てきた長浜ラーメンを提供するところで私は好きで博多に来れば大体ここで長浜ラーメンをいただいています。
時間のない休憩時間に食べるという本来の目的があり、相当のスピード感で提供されます。
混んでいることも多いのでお昼時からは多少ずらして訪れると良いのではないでしょうか。
そして、気をとりなおして、太宰府天満宮に向かいます。
鉄道が大変便利である博多駅ですが、西鉄を利用することになる太宰府に向けてはかなり不便です。
JRが博多をターミナルとして利用するのに対して西鉄は西鉄福岡、天神をターミナルとして利用しており、JRと西鉄の乗り換えは基本的に不便といわざるを得ないのが現実です。福岡空港も博多に近い位置にあり、観光客にとって西鉄はあまり利用しやすい手段とは言えないのです。
もし、鉄道で太宰府天満宮の目の前にある太宰府駅まで行くとJRの鹿児島本線で二日市、二日市から12分ほど歩いて西鉄二日市、そこから西鉄太宰府線で太宰府、ほかには博多から地下鉄空港線で天神、天神から西鉄天神大牟田線で西鉄二日市、そこから西鉄太宰府線で太宰府です。
どれにしても乗り換えが多くかなり面倒です。
西鉄もそれを十分に理解しているようで博多駅前の博多バスターミナルから太宰府駅前へのライナーバスを運行しています。
こちらが博多バスターミナルから太宰府までを結「太宰府ライナーバス旅人(たびと)」です。
博多バスターミナルから福岡空港国際線を経由し、大宰府政庁跡(令和ゆかりの地 坂本八幡神社入口)、大宰府市役所、大宰府に止まります。太宰府行きの博多バスターミナル、福岡空港国際線は乗車専用、大宰府は降車専用です。博多バスターミナル行きの大宰府は乗車専用、博多バスターミナルは降車専用です。
博多バスターミナル~大宰府は610円、福岡空港国際線~大宰府は510円、福岡空港国際線→博多バスターミナルは270円です。(博多バスターミナル発では福岡空港国際線での降車不可)
新幹線も発着し、観光客にとって便利な博多から乗り換えなしで太宰府までアクセスできるのは大変に助かります。また、運行本数も充実しており、平日は毎時2~4本(24便)、土休日は毎時2~5本(41便)が運行され、ほとんど待つことなく乗車できます。
博多バスターミナルから太宰府までは40分、福岡空港国際線から太宰府までは25分です。
景色もなかなか楽しく、福岡空港を離発着する飛行機がみられます。
予約不要の路線バスですが、都市高速を経由するため、大型バスで運行されます。
一部の新型車両にはUSB電源が装備されており、めちゃくちゃ快適です。
旅人には専用車両が充当されており、車両によってデザインが異なります。
デザインだけでも観光気分を盛り上げてくれます。
SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが利用できます。九州全域と下関のほぼすべての高速バス、一般バスと一部船舶が乗り降り自由のSUNQパスももちろん利用できます。
太宰府天満宮は食べ歩きでも大変に有名なところで歴史はもちろん、旅を楽しくしてくれる要素が多いと思いますので、旅の初めにはぴったりだと思います。
こちらが太宰府天満宮です。
旧官幣中社で菅原道真を祀っています。
北野天満宮と並び、天満宮の総本社とされています。
古典の授業なんかの定番ネタですが、菅原道真は901年に同等の立場であった藤原時平の陰謀で太宰府の地に左遷され、そのまま亡くなってしまいました。その後は道真の祟りとされるような出来事が多発したのはよく知られたことで身に覚えのないことを理由に左遷された道真の怒りは大変に大きかったことは想像に難くありません。その祟りを鎮めるためにと造られたのが現在の太宰府天満宮とされます。
菅原道真はとても頭が良いとされ、そのために藤原時平に妬まれたのではといわれるほどで、そのために「学問の神様」として信仰されています。
絵馬も書き、大学生活がうまくいくようにとさせていただきました。
帰りも太宰府ライナー旅人で帰ります。
次回の「日本周遊の旅」は!
鹿児島本線、山陽本線に乗車!
お楽しみに。