2019年3月18日
実は新幹線じゃない?!山形新幹線の景色は壮観!つばさ乗車記4【雪国周遊旅】
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福島です。
つばさ号はここで東北新幹線から離れ、山形新幹線に入ります。つまり、新幹線の線路を走っていたのですが、福島からは在来線(奥羽本線)の線路を走るということです。
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さっきまでは新幹線の高架線、つまり安全への特別な配慮がなされている高規格線を275キロで走っていたのですが、ここで在来線、つまり普通の線路に移って来ましたので130キロに速度制限がかかります。
普通、新幹線鉄道を新規開設するには全国新幹線整備法に決められた路線を建設するようになっています。昭和45年にこの全国新幹線整備法が制定されたわけですが、それ以前に開業していた東海道新幹線や山陽新幹線もこの法律によって建設されたものとしています。
この中で整備計画が策定されたのは以下の新幹線です。
東北新幹線 盛岡〜新青森駅間(開業済)
北海道新幹線 新青森〜札幌駅間(部分開業)
北陸新幹線 東京〜大阪駅間(部分開業)
九州新幹線 博多〜鹿児島中央駅間(開業済)
九州新幹線 博多〜長崎駅間(建設中)
中央新幹線 品川〜大阪駅間(建設中)
この法律中に山形新幹線と秋田新幹線、つまりミニ新幹線と言われるものがないのはお分かりでしょうか?
この法律は新幹線についてこうも定義しています。「主たる区間を列車が二百キロメートル毎時以上の高速度で走行できる幹線鉄道」つまり、最高速度が130キロとされるミニ新幹線は正確には新幹線とは定義されないのです。
その証拠に山形新幹線のつばさ号は福島〜新庄駅間は奥羽本線特急「つばさ号」となりますし、秋田新幹線のこまち号は盛岡〜秋田駅間は田沢湖・奥羽本線特急「こまち号」となります。
特急券もよく見ると在来線特急料金が発生しています。
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まあ新幹線区間ではないですから柵はないので間近に景色を眺められます。
山形新幹線はかつてから奥羽本線の難所と呼ばれた板谷峠越えをします。
山形新幹線開業前まではスイッチバックと呼ばれる勾配を越えるための特別な設備を利用していましたが、新幹線開業と同時に電化され、高性能車両が投入されたことでかつてほどの難所ではなくなりました。
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米沢に到着。
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駅にも米沢牛の宣伝が。
米沢の代表のみならず、山形の代表的な食材のひとつですね!
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雪深い地域を走ります。
130キロというと275キロと比べてしまい遅く感じますが、速いと言われる京急の最高速度が120キロだと聞けば十分速いことはわかるでしょう。
在来線にしてはかなり速い部類です。
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赤湯駅。
このつばさ121号も停車していますよ!
雪が多すぎてホームがどれ?って感じですね笑笑
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屋根がある部分でも雪がある笑
豪雪地帯であることを感じさせられます。
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本当の雪景色ですね。
綺麗です。
外に出たらあっという間に遭難しそうですが、列車の中から見れば自然の素晴らしさを感じます。
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かみのやま温泉に到着。
漢字だと上山温泉と書きますが、読みにくいことや親しみやすくするためにひらがな表記になっています。
駅名の由来となっている上山温泉は奥羽三楽郷として知られています。
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さっきまでの景色とは一変。
雪がなくなりました笑
やはり降る量に関しては近くでも場所によってバラツキがあるようです。
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さくらんぼ東根に到着。
東根市がさくらんぼ生産量日本一であることをアピールする目的から地元自治体がこの駅名を提案し、実際になっています。
たしかに東京駅の停車駅一覧でよく見る表示ですが、目を引きますし、東根と聞けばさくらんぼと出そうです。
ちょっと可愛い印象も受けますね。
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また雪が出て来ました。
すごい差ですよね笑
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新庄に到着。
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山形新幹線は需要に合わせて山形〜新庄間の列車は山形新幹線の全列車のうち、3分の2程度なっていて山形止まりの列車があります。
また新庄行きについてもわかりやすいよう山形・新庄行きとして案内されます。
また在来線も同区間を走っていてこの区間を走る車両はJRで初めて標準軌で製造された在来線車両となりました。
次回は!
豪雪地帯を気動車がぶっ飛ばす!
陸羽西線に乗車します!
お楽しみに。
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