2020年4月10日 2020年4月11日
快速マリンライナーの指定席はグリーン車並みの快適さ!安くて設備が良い座席をご紹介!【日本周遊の旅】
岡山まで来ました。
ここからは四国方面に向かいます。
岡山は中国地方では広島よりも小さい都市というイメージがありますが、鉄道ではかなり大きなところです。山陽本線の神戸方面、広島方面にはもちろん繋がっていますし、山陰方面に行く伯備線の実質的な始発駅、瀬戸大橋線の四国方面の始発駅となっています。
四国方面にもこんなにたくさん列車が出ているのもびっくりです。
これから乗る快速マリンライナーはもちろん、高知方面の南風号、松山方面のしおかぜ号も多数岡山から発着し、一部のうずしお号も岡山から発着します。
高松までは快速マリンライナーが30分に一本運転されています。
快速マリンライナーは専用車両のJR四国の5000系とJR西日本の223系です運転されます。
両形式とも共通設計となっていますが、JR四国側の5000系にはダブルデッカー車が連結されており、グリーン車指定席と普通車指定席が付いています。
ほぼ全列車に連結されていますが、1〜3、73・77号は223系のみで運転され、ダブルデッカー車は連結されていません。(号数はダイヤ改正等で変更の恐れあり。指定席券売機などで指定席が発売されているかを確認するとわかります。)
こちらがダブルデッカー車です。
まあどこかで見たことあるデザイン。
マリンライナーのダブルデッカー車はJR東日本E217系の普通列車グリーン車をベースに設計されています。
窓配置までそっくりそのままです。
JR東日本では全てがグリーン車自由席として発売されているのに対してマリンライナーでは運転台側平屋席と階上席はグリーン車指定席、階下席は普通車指定席、運転台反対側の平屋席は車椅子対応普通車指定席として発売されています。
指定席券、グリーン指定席券は全国のJRのみどりの窓口などのきっぷ売り場、指定席券売機で発売されています。
こちらが普通車指定席の座席です。
グリーン車は指定席のため、青春18きっぷでは乗れませんが、普通車指定席は普通車のため、指定席券を追加で購入すれば青春18きっぷでも乗車できます。
リクライニングはこの程度。
ここがグリーン車指定席との大きな違いです。
グリーン車はかなり大きく倒れますが、指定席は倒れ方はかなり小さいと思います。
ただ、座席は座ってわかるほどの違いは特にありません。
また、グリーン車にはあるテーブルが付いていません。
この急停車に注意の張り紙はJR東日本のものと全く同じ。なんだか不思議な気分です。
ちなみに隣の車両に行くとJR西日本標準の223系と同じ車内が広がります。
発車します。
山陽本線などとはすぐに分かれて、海の方向に進んで行きます。
瀬戸大橋線というとかなり海の方を走るイメージですが、宇野線内は田んぼなどのかなり山の中に見えるような景色を楽しむことができます。(瀬戸大橋線は宇野線、本四備讃線、予讃線の岡山〜高松駅間の愛称)
直線的な線路設計となっており、スピードもかなり出ます。
児島に到着。
ここでJR西日本の区間は終わりです。
乗務員もJR四国の方に代わり、いよいよ四国に入るために瀬戸大橋を超えます。
瀬戸大橋に入りました。
YouTubeではかなり丁寧にご紹介したかと思いますが、逆側には夕陽がかなり綺麗に広がり、瀬戸大橋はやはり楽しいです。
動画はこちらから↓
坂出に到着です。
JR東日本管内で階下席に乗るとホームの下がよく見えますが、坂出駅はホームの高さが低いのが分かります。
予讃線をかなりの速度で飛ばして、岡山から50分強で到着します。
520円の追加とかなりの安価で乗れますので、ぜひともみなさんにもマリンライナーの普通車指定席オススメしたいですが、特にJR東日本管内で普通列車グリーン車をよく利用する方は絶対に乗ってみるべきだと思います。いつもの列車の形ですが、景色は中国・四国地方でとても楽しいですよ。
お金に余裕のある方はグリーン車も良いと思います。
マリンライナーのグリーン車(パノラマグリーン車)乗車記はこちらから↓
高松駅に着くと改札内にある「連絡船うどん」でうどんを食べるのがオススメです。
かつては宇高連絡船(瀬戸大橋開通前に本四間を連絡していた現在のマリンライナーの前身とも言える船)で提供されていたんだそうですが、それよりも美味しくなって高松駅の駅構内で売られています。
高松からは松山に移動します。
次回の「日本周遊の旅」は!
高松から松山へは高速バスでも快適に移動できる!
坊ちゃんエクスプレスをご紹介します。
お楽しみに。
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