2019年3月29日 2019年4月10日
E5系の普通車座席は快適!!はやて乗車記【雪国周遊旅】
盛岡です。
今回はここから東北新幹線に乗車します。
この後乗継のバスの関連で9時までに新青森よりも先、弘前まで着いている必要があります。
盛岡からの始発の新幹線ならそれが可能です。
盛岡は岩手県の県庁所在地です。
また、岩手県にはいわて花巻空港がありますが、東京線が開設されていないこと、関西方面、北海道方面からもいわて花巻空港と岩手県の観光地、主要都市までのアクセスが異常に悪いことから東北新幹線の盛岡駅が圧倒的優位に立っています。
また、盛岡市は路線バスの高度利用をする都市としても知られています。
盛岡は新幹線改札が在来線改札から独立している珍しい駅です。
在来線的にはJR東日本とIGRいわて銀河鉄道線の接続駅です。
今回乗車するのは盛岡始発のはやて93号新函館北斗行きです。
盛岡からの最初の新幹線です。
盛岡から新青森方面と秋田方面の新幹線はいずれも全車指定席で運転されます。
盛岡始発のはやて93号も例に漏れず全車指定席ですが、盛岡からは全車指定席の新幹線も特定特急券によって自由席特急券と同じ料金で乗れるきっぷで乗車できます。普通車の空席を利用できるもので指定席特急券を持ったお客さんが来た時には席を譲る必要があります。
はやて号というとE2系の印象があるわけですが、はやて号もほとんどがE5系の運転となっています。
特に新函館北斗行きのいわゆるシャトル型のはやて号は北海道新幹線内のE2系の走行ができないため、E5系かH5系の担当です。
この車両は外観もデザイン性に長けているのでファンも多いです。
今回は普通車です。
グリーン車とかグランクラスもありますが、E5系は普通車で十分すぎます。
こちらが座席。
角度が急だなと思うと思いますが、初期角度は後ろ座席の方に配慮した設計と思われ、客が着席する時にはリクライニング前提のサービスのように感じます。
可動式枕があります。普通車で可動式枕とはこの時点で豪華ですね。
リクライニングを倒しました。
座面も自動的にスライドする機構のようでかなり良い乗り心地です。
適度な硬さも素晴らしい。
こちらはお手洗い。
最新型の便器が搭載され、かなり綺麗でした。
足元はかなり広い。
さらに前の席の下が空いているので最大まで伸ばせます。
コンセントも各席にあり、すごすぎます。
机もビジネス対応の大型のものを採用。
見ていただいてわかると思いますが、グリーン車に乗る必要を感じませんね。
混雑する時にはグリーン車需要があるのはわかりますが、全然普通車で良い、どころか快適です。
北陸・上越新幹線のE7系も同一設計の座席を使用しているわけですが、このJR東日本の最新新幹線の普通車はかなりオススメです。
東北新幹線は意外かもしれませんが、太平洋側を走る関係で岩手県とか青森県まで入らないと深い雪景色にはなりません。
ここは積もっている方と思います。
七戸十和田に到着。
七戸十和田は2010年の東北新幹線全通に合わせて開業した駅です。
最近開業した新幹線駅は長い駅名になりやすい傾向にあります。
例えば奥津軽いまべつ駅。
こちらは北海道新幹線の駅ですが、建設中の仮駅名は奥津軽駅でした。地元の今別町が奥津軽いまべつ駅を提案し、現在に至るわけです。
さらに面倒なケースもあります。
北海道新幹線の終点新函館北斗駅です。
当初は新函館駅の予定で工事が進められていましたが、函館市に属さず北斗市に属する駅に対して新函館駅とするのはどうなのかと北斗市がJR北海道に提言し、新函館北斗駅に収まりました。
以前は元々あった在来線駅に追加工事という形で建設されることが多かった新幹線駅が全く新しい場所に建設されたり、各自治体に新幹線駅による経済効果が浸透して来ていることも影響しているとみられます。
新青森に到着。
JR北海道の乗務員へ交代をしていました。
元々は終着駅であった新青森。
途中駅になることでの影響が懸念されていましたが、今でもかなり下車があるように見えます。
東北新幹線はかなり通過利用が多いのでちゃんと観光もして見たいものです。
次回の「雪国周遊旅」は!
豪雪地帯を走る奥羽本線をご紹介!
外見によらず高性能な車両?!
お楽しみに。
明日はおはようライナー新宿26号グリーン車をご紹介する予定です。
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