【乗継割引】おトク!新幹線と特急の乗継割引で踊り子号が250円に!【関東めぐり埼玉・静岡編】

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沼津です。

ここで沼津駅の有人きっぷ売り場、JR東日本でいうみどりの窓口(JR東海ではみどりの窓口との愛称は使用しないことになっている)できっぷを買います。
購入したのはこんなきっぷ。
沼津までは青春18きっぷで来ましたが、この後大船で予定があるので特急を利用したいということできっぷを買いました。
また、翌日は長野県の茅野に行く用事がありましたので、一枚のきっぷで発券したわけです。
窓口の係員さんに紙を渡してその経路で発券してもらいます。
経路は沼津から東海道線で熱海、熱海から新幹線で小田原、小田原から東海道線で東神奈川(京浜東北線は東海道線という扱い)、東神奈川から横浜線で八王子、八王子から中央線で茅野という経路です。
まずひとつ目の皆さんの疑問は「今日大船で予定があって翌日茅野に行くのに1枚のきっぷで良いのか。」
JRのきっぷでは100キロを超える場合に乗車券は途中下車ができるようになります。つまり、経路途中の駅で一旦改札を出ることができ、その後再び改札を通って旅行を再開できるのです。これは有効期間内なら何日かけても良いことになっています。
皆さんがよく知る改札を出るときに回収されるきっぷは「下車前途無効」と言って100キロ未満のきっぷと一部の例外きっぷ、交通系ICカードがそれです。例外の時にも券面に下車前途無効などそれに準ずる表示があります。
2つ目は「経路を伝えた」でしょう。
皆さんがよく知る近距離きっぷというものや交通系ICカードは最短距離で運賃を計算していますが、都市では最短距離で運賃を支払ってもそのエリア内ならどのような経路で目的地に到着しても良いというルールがあります。なので出発地と目的地だけ決まれば良いのですが、都市から出る時には経路を指定して発券します。何も言わなければ基本は最短ルートで発券されますが、今回のように特殊なルートを使いたい時にはこういう風に行きたいと駅員に伝える必要があります。
まあ詳しいことはまた別の記事で出しますね。
沼津から乗るのは東海道線 普通熱海行き。
JR東海の313系です。
熱海に着くと面白い表示が。
18:55発普通 豊橋行きです。
豊橋は愛知県です。
よく考えて見ると宇都宮や高崎から上野東京ラインで熱海まで来てこの豊橋行きに乗って豊橋に行き、そこから大垣行きなどに乗れば宇都宮から名古屋まで2回乗り換えでいけるというすごいことに。
普通列車も捨てたもんじゃないですよ!
登場頻度高めの熱海駅。
何度もご紹介していますが、JR東日本とJR東海の切替駅で共同管理駅という扱いです。
熱海の在来線の実質的管理はJR東日本ですが、その在来線改札を抜けた先にある新幹線の熱海駅はJR東海の管理です。
大船まで急ぐので最終的にはこいつに乗りたいわけです。
ただ、熱海からただただ踊り子で行ってもつまらないので…
小田原まで新幹線で行きましょうよ笑笑
こだま668号東京行きに乗ります。
よくみていただくと分かりますが、特急踊り子の方が7分ほど先に熱海を出ています。
いくら向こうが特急とは言えどもこっちは天下の新幹線。
7分の差を埋めるどころか5分ほど早く小田原に着きます笑笑
N700系です。
空いていると思いきや自由席は大混雑。
デッキでおとなしくしています。
小田原までは13分ほど。
速いですねえ。
こだま号は区間需要が大きいので特に熱海〜新横浜駅間は混雑する傾向にあるそうです。
小田原に到着。
あまり新幹線を使って小田原は来ませんからJR東海の駅名標はなんだか新鮮な感じです。
乗換改札で処理を受けて在来線に簡単に移動。
奥には特急踊り子や新幹線のライバル、ロマンスカーVSEが止まっています。
特急踊り子118号東京行きに乗ります。
この経路で来た理由を熱海から乗ってはつまらないからと言いましたが、普通に考えれば新幹線と特急に乗れば新幹線分の特急料金と踊り子分の特急料金がダブルで発生しますから高くつきます。
そんなことなら座れる踊り子で来いやと思われそうですが、実は全然高くないんです。
今回使用した特急券です。
よく見ると「乗継」とあります。
実はJRでは新幹線から特急、特急から新幹線に乗り継ぐ時に乗継割引が適用されます。
これは在来線特急の方の特急料金が半額になるというものです。
東海道新幹線だと東京や品川などでは適用できませんが、小田原は適用範囲です。適用可能かはJRのホームページなどで確認すると良いと思います。熱海から大船までの踊り子号の特急料金は930円ですので、乗継割引を適用すると新幹線を使用してもあまり値段が変わらないことがお分かりいただけますね。
特急踊り子118号東京行きです。
185系での運転。首都圏で唯一の国鉄型特急。良いですねえ。
250円の特急料金で乗らせていただいている踊り子号ですが、これが臨時便だったこともあり、自由席はガラガラ。
小田原の時点で5人ほどしか乗っていませんでした。
踊り子の詳しい紹介は次回の記事で。
無事、大船に到着。
予定にも間に合いました。
ちなみに茅野まで買ったきっぷはどうしたのかというと既に公開済みのE353系グリーン車の記事で使わせていただきました。
E353系グリーン車の記事はこちらから↓
https://sokune217.com/2019/05/06/e353-green/
次回の「関東めぐり埼玉・静岡編」は!
首都圏に残る最後の国鉄型特急、踊り子号!
置き換えが決まった185系をご紹介します!
お楽しみに。

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