【上永谷】日本に3体だけの木像がある?!永谷天満宮をご紹介【横浜探訪 港南区】

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上大岡から今度は港南区の別の場所に移動します。

港南区にもいくつか駅がありますが、主要な駅は前回ご紹介した上大岡、それにJR東日本の港南台、それにブルーラインの上永谷です。
上大岡と上永谷についてはブルーラインの快速停車駅を見ていただければ一目瞭然で港南区内のブルーラインの駅では上大岡と上永谷のみが停車駅に指定されています。
港南台に関しては付近の住宅開発に合わせて周辺住民が希望していたJR乗り入れが実現したということと、JR東日本の駅となれば利便性は高いですから周辺はやはり発展しています。
乗車するのは快速湘南台行きです。
横浜市営地下鉄ブルーラインについてはまた別記事でしっかりご紹介しますので、ここではほどほどに。
最近ではブルーラインにもJRに遅れること12年。
2018年にLCDが搭載されました。更新が進んでいてかなりのペースで普及しています。
やって来たのは上永谷。
上永谷はブルーラインのみの乗り入れですが、1日平均乗降人員数は37684人でこれはブルーライン内の乗り換えがない駅の中では最も多いものです。また市営地下鉄のみが乗り入れる駅でこれほどの規模のものはセンター北、センター南に並ぶものがあります。2009年までは増加を続けていましたが、それ以降は横ばいとなっています。
港南区の中心地は上大岡や港南中央近くの港南区総合庁舎ですが、港南図書館は上永谷が最寄りです。
JRの乗り入れがないこともあり、JRの駅へのバス路線が多数運行されています。
東戸塚駅へ神奈中バスが2系統
洋光台駅へ市営バスが2系統
港南台駅へ市営バスが1系統
上永谷の発展基盤となった京急ニュータウンへは神奈中バス、横浜市営バス、江ノ電バスが3社とも運行しています。
上永谷には観光地とまではいかないながらも見所が多数あります。それらのアピールに港南区が手をつけないわけがなく、上永谷から下永谷へのウォーキングコースが駅前で紹介されています。
上永谷駅を出ると脇にも山が見える通り、この辺りはかなり山がちな地形です。
自転車人口が多い街なのですが、電動アシスト自転車の普及率は見た限り80パーセントを超えていそうです。
駅から2分ほど歩くと出てくるのが大通りである環状2号。
駅前通りよりはこっちがメインです。
この道路の面白いところは真ん中に平戸永谷川という川が流れています。
そのために上下線が川に分断されていて歩行者は交差点で渡るか、基本的には上に見えるような歩道橋を使うのです。自動車はというと途中で環状2号に合流しても思い通りの方向には行けませんので、交差点まで出てからUターンするそうです。
真ん中を流れている平戸永谷川は上永谷エリアのお隣にある野庭エリアを源流とし、戸塚区に入って東戸塚付近の名瀬町で柏尾川に合流、柏尾川は藤沢市付近で境川に合流して江ノ島に流れ出ます。
やって来たのはおそらく上永谷周辺で1番の観光スポットであろう、永谷天満宮。
主祭神は菅原道真です。北野天満宮や湯島天満宮と同じですね。道真公自作の木像を安置していてこれは日本に3体のみあるものの1体で他には福岡県大宰府、大阪府道明寺天満宮にあります。
大宰府は道真の墓が、道明寺は出生地で永谷天満宮にあることは相当すごいことだとわかります。
この3体は日本三躰天神 と言われています。
湯島や北野天満宮にもいる牛。
永谷天満宮にもいます。
この階段を上がるのですが、これから先の写真は失礼に当たりそうなのでここまで。
これが上からの眺め。
相当遠くまで見えています。
戸塚や舞岡の方向でしょうか。
永谷天満宮を出たところにあるこれは上永谷ふれあいの水辺です。
こんな感じのところが下永谷駅のあたりまで続いています。
とても落ち着いた雰囲気で良いところです。
歩道も大変綺麗に整備されています。
ここからもブルーライン。
次回以降はみなとみらいをご紹介していきます。

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