2019年7月24日
【横浜線】いつでも混んでる?横浜線が混む理由はこれだ!【関東めぐり東京編】
この日高校では入学式があったそうですが、部活に参加してから途中で抜けてきて再び旅行を再開します。
多くの一年生が今年も入学してきたことでしょう。
部活後に港南台まで行き、根岸線で桜木町まできました。
桜木町から乗車するのは根岸・横浜線 各駅停車八王子行きです。
桜木町〜横浜駅間は根岸線、横浜〜東神奈川駅間は京浜東北線、東神奈川〜八王子駅間は横浜線を走行します。
横浜線は1908年に横浜鉄道として開業し、1917年に国有化されました。その後は東海道線電化試験の一環として全国に先駆けて一部区間が電化されたり、実現はしませんでしたが、標準軌試験も実施されました。
みなとみらい線との直通運転が検討されましたが、国鉄の財政状況から見送られました。
国鉄の財政状況が悪化している中、横浜線は黒字路線として利益を上げ続けました。国鉄としては相当珍しい黒字路線でなおかつ相当の利益を上げていたそうです。その傾向は現在でも変わらず、日中でも混雑する路線です。
1998年から2008年までは横浜線から根岸線経由横須賀線直通の逗子行きが運転されていましたが、現在は廃止されています。
かつてはたくさん運転されていた横浜線電車による磯子・大船方面への直通運転も京浜東北線の増発に伴って縮小傾向にあり、ほとんどの列車が桜木町や東神奈川で折り返しとなっています。
東神奈川からは横浜線に入ります。
JRの在来線では唯一の新横浜駅へのアクセス路線となっています。さらに日産スタジアムや横浜アリーナが完成したことで一層新横浜駅の需要は増えており、まだまだ発展が見込まれます。
東海道線や京浜東北線と分かれて、横浜線は大きく左にカーブします。
東海道線と東海道新幹線をつなぐ、重要な路線です。
町田に到着。
小田急線との乗換駅です。
横浜線は路線長自体は短いながら、多数の私鉄線と交差し、乗り換え需要の多い路線です。
菊名では東急東横線、新横浜では横浜市営地下鉄ブルーライン、中山では横浜市営地下鉄グリーンライン、長津田では東急田園都市線とこどもの国線、町田では小田急線、橋本では京王相模原線、八王子では京王線と乗り換えが可能です。
また、横浜から中央線方面への短絡路線としての一面もあります。それを生かして過去には横浜発松本行きの特急はまかいじという臨時列車が設定されていました。
町田にはスマートホームドアというJR東日本が実証実験を進める簡易式のホームドアがあります。
矢部では駅すぐ横に相模総合補給廠があります。
この辺りは青山学院大学の相模原キャンパスや獣医で有名な麻布大学があることでも知られます。
橋本の先、相原をでて、すぐに新相原トンネルに入ります。
ここで神奈川県から東京都に入ります。
八王子に到着。
横浜線は乗り換え、短絡、ベッドタウン、通学と沢山の顔を持ち、本当に賑やかな路線です。
そしてE233系というJR東日本になってから設計された新型車両が導入されたことで路線のイメージはさらに向上しています。
皆さんもぜひ、横浜線に乗るときにはドル箱路線の雰囲気を感じて見てください。
次回の「関東めぐり東京編」は!
八高線に自動放送付きの新型車両が?!
古い車両のイメージがあった八高線が変わった!
お楽しみに。
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