2019年10月6日
成田スカイアクセス線、アクセス特急は便利?北総線とは何が違うの?【早朝エアポートツアー】
成田空港です。
帰りは京成を利用します。
京成の成田空港駅。
京成線は成田空港、空港第2ビルから2つに分かれます。
一つは右側、スカイライナーとアクセス特急が通る「成田スカイアクセス線」、2つ目は左側、モーニングライナー、快速特急、特急、快速、通勤特急、普通が通る「京成本線」です。
これらは高砂で合流しますが、成田スカイアクセス線の方が新しく速達性にも優れます。そのため、成田スカイアクセス線経由の方が割高な運賃となっています。そのため、成田空港駅、空港第2ビル駅では京成本線を利用するお客さんに限って改札を2度通ることになっています。
今回乗るのは成田スカイアクセス線経由のアクセス特急 京急久里浜行き。
成田スカイアクセス線のアクセス特急は羽田空港行きがほとんどでその中に京成上野行き、西馬込行き、京急久里浜行き、金沢文庫行き、三崎口行きが紛れています。
京急線の横浜以南への直通は平日は16:04発三崎口行きが1本、23:00発金沢文庫行きが1本のみ。土休日は7:09発と7:50発の京急久里浜行きのみです。
横浜方面へはJR東日本の成田エクスプレスや快速電車が本数的に圧倒的優勢でせっかくアクセス特急は成田エクスプレスなどよりも所要時間を短くできるのにもったいないという感じがします。
とはいえども運転していること自体もすごいことです。
所要時間は2時間21分。私鉄の中でもかなり長い部類のロングラントレインです。
途中の信号場で成田空港行きのスカイライナーとアクセス特急を待ち合わせ。成田スカイアクセス線の成田空港〜成田湯川駅間は単線のため、本数が1時間に3本と多い、成田スカイアクセス線では待ち合わせ時間が特にアクセス特急で長くなりがちです。
この区間では隣を成田線が走ります。
成田エクスプレスともすれ違います。
成田湯川に到着。
成田ニュータウンからのアクセス駅として建設されました。
そもそもこの成田スカイアクセス線の開業は2010年。かなり新しい路線なのです。
それまではスカイライナーも京成本線周りで運転されていましたが、成田スカイアクセス線の開業に合わせて新型のAE形を導入、在来線として日本最速の160キロ運転を開始しました。
成田スカイアクセス線は高砂〜成田空港駅間で走行するスカイライナーとアクセス特急を指します。
高砂〜印旛日本医大駅間では普通も運転されていますが、普通のことを成田スカイアクセス線とは呼びません。これは北総線と呼びます。
逆にスカイライナーとアクセス特急では北総線とは案内しません。あくまでも成田スカイアクセス線です。
これはどういうことなのかというと1つの線路を2つの路線が共同利用しているということです。つまり、スカイライナーとアクセス特急は京成電鉄が運営する成田スカイアクセス線、普通は北総鉄道が運転する北総線というわけです。
なので、普通しか停車しない駅は北総線の駅とされ、アクセス特急も停車する駅は京成と北総の共同管理駅です。
印旛日本医大〜成田空港駅間は成田スカイアクセス線のみの運転でアクセス特急が各駅に止まります。
これはかなり珍しい運行形態と言えます。
奥の方に見えるのは印旗沼。
実はこの路線を建設するにあたって印旛沼に与える影響があると住民から反発がありましたが、環境アセスメント法に基づく、環境影響評価では大きな影響は与えないとの認識が示され、景観に配慮する程度にとどまっています。
高砂を出ると京成本線に入ります。
高砂までは京急車による直通もかなり多く行われています。
スカイライナー。
次のダイヤ改正から増発となるようです。さらに成田エクスプレスとスカイライナーの差が出てきています。
青砥から京成押上線に入り、スカイツリーが見えてくるとまもなく押上に到着。
押上からは都営浅草線に入ります。
次回の「早朝エアポートツアー」は!
京急の快特はめちゃくちゃ速い!
乗っていて楽しい路線!
お楽しみに。
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