京急に負けてる?横須賀線は負けていても必要なんです!横須賀線が必要なわけは?【早朝エアポートツアー】

Pocket

久里浜です。

京急久里浜駅とJR久里浜駅は歩いて2分ほどです。逗子と新逗子よりは近いので京急との乗換駅としても便利です。
また、久里浜駅からバスで9分ほどのところの久里浜港からは千葉県の金谷港まで東京湾フェリーがでています。
久里浜駅の駅舎は1944年当時の木造駅舎を使用しています。
久里浜駅の目の前には旧大船工場久里浜派出所だった留置線があり、夜間にはここに車両が留置されます。
この奥にはJR東日本横浜支社の総合訓練センターがあり、ここでは運転士などが異常時対応訓練を行います。ここで使用されているのは京浜東北線で使用された209系を改造した車両。動いているところを見ることはなかなかありませんが、この日は訓練をしていたようで動いていました。
久里浜駅の駅名標の奥には京急久里浜駅も見えます。
2016年の久里浜駅の1日あたりの乗車人員は6684人なのに対して京急久里浜駅の1日あたりの乗車人員は21714人。
この数字からも明らかなように三浦半島での鉄道輸送は完全に京急に負けています。
まずJRは横須賀駅が横須賀市の中心部が外れていることと、単線区間があり、所要時間も長いということです。
横須賀線の久里浜〜横浜駅間の所要時間は約50分なのに対して京急の京急久里浜〜横浜駅間の所要時間は約35分。
そしてJRでは横浜まで730円のところ、京急では430円。
勝ち目がありません。
唯一の勝ち目とも言えた優等座席、グリーン車を連結し快適で空いている座席で横浜方面まで行けるという利点は京急のウィングシートという着席サービスの導入で失われつつあり、完全敗北間近です。
横須賀線のE217系。
千葉方面では総武快速線として速さのイメージですが、横須賀線では東京〜大船駅間では東海道線より遅い路線、横浜〜久里浜駅間では京急より遅い路線というイメージで定着してしまい、残念なイメージです。
私はこの車両、かなり好きです笑
横須賀に到着。
横須賀市の中心部は京急の横須賀中央駅付近にあり、JR横須賀駅から歩くと30分ほどかかります。
一応駅前はマンション開発が進んでいるようです。また、ヴェルニー公園の最寄駅でもあります。
鎌倉は横須賀線の大船〜久里浜駅間で最大の観光地。
京急は鎌倉に乗り入れておらず、鎌倉から横浜方面は横須賀線の独占状態。
外国人にも人気の鎌倉駅は横須賀線の稼ぎ頭です。
逗子からは湘南新宿ラインも運行しています。
北鎌倉では円覚寺の境内を通過。
これは軍事路線としての役割を持っていた横須賀線ならではの風景で寺の敷地だろうが軍の命令なら関係なかった当時の日本の様子を示しています。
おかげと言ってはなんですが、鎌倉や北鎌倉は寺社仏閣が名所の観光地としてはトップクラスでアクセスが良いと言われます。
大船に到着。
東海道線と根岸線、湘南モノレールとの乗換駅で、横須賀線の起点駅でもあります。
京急に負けているとはいえ、違ったルートを取るところあり、負けていても必要である路線だと思います。ぜひ、三浦半島の観光には観光する場所に合わせて使い分けていただければと思います。
Pocket

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください