2019年12月19日
あずさ・かいじ・富士回遊のE353系普通車の車内、座席をご紹介!JR東日本の特急は快適!【山梨千葉】
今回はあずさ、かいじで使用されるE353系の普通車についてご紹介します。
E353系は中央線特急でスーパーあずさとして使用されてきたE351系の置換えとあずさ、かいじとして使用されてきたE257系の一部置換えを目的に2017年から運転を開始しました。
現在、JR東日本の特急用車両で最新モデルとなっています。
振り子式車両であったE351系と一般車両であったE257系などの特急車両に所要時間で差が生じることから長い間、最速達タイプをスーパーあずさ、長距離速達タイプをあずさ、短距離停車タイプをかいじとし、3種別での運転を行ってきました。
E351系の老朽化に伴って導入され、車体傾斜装置装備のE353系は比較的新しい車両であったE257系も同時に置き換えることでスーパーあずさとあずさの一本化を図り、効率的な運行をもたらしました。(あずさをスーパーあずさの水準に引き上げた上でスーパーあずさの愛称を廃止)
現在は速達タイプがあずさ号、停車タイプがかいじ号でそれに加え、臨時快速の流れを汲んだ富士山方面の富士回遊号が運転されています。
こちらが普通車の車内。
空間的にはかなり明るめの印象を受けます。ただ、安そうに見えるかというとそうではなく、デザインとしては統一感があり、非常に良いと思います。個人的にはN700系の普通車の印象に近いと感じます。乗ると旅が楽しくなりそうな、雰囲気から旅を盛り上げてくれると感じました。
こちらが座席。
形は東北新幹線E5系や常磐線特急E657系に採用されたJR東日本の最近の共通設計のものです。悪い意味ではなく、非常に掛け心地も良く、長時間でも余裕のあるものだと思います。
デザインは梓川をイメージした流れるようなもの。E657系の暗めの印象とは打って変わって明るい色合い。ここはE257系の流れを感じます。
E5系の紹介はこちら!
E657系の紹介はこちら!
足はしっかり伸ばすことができます。
さらにコンセントは全席完備で快適です。
これは新しい機構ですが、物掛けフックが可動式になりました。自分の好きな位置で使えます。
カーテンはフリーストップ式。
空調は風量調整などの個人的操作が可能なものを採用しています。
洗面所は客室とは異なり、シックな印象。賑やかな感じだったE257系とは真逆です。
間接照明がかなり良いアクセントになっています。
主に中央線特急として使用され、千葉・東京・新宿〜甲府・河口湖・竜王・松本・南小谷駅間で活躍中!
山梨や長野へのお出かけにぜひ、いかがですか?
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