2020年2月11日
東北新幹線の空いてるオススメ便!17両編成のやまびこ号は空きすぎてすごい!【伊豆信州周遊旅】
伊豆観光を終え、東京まで踊り子で戻ってきました。
東京から宇都宮まで上野東京ライン、宇都宮から宇都宮線に乗ります。
やってきたのは那須塩原。
マイナーではありますが、東北本線(宇都宮線)と東北新幹線の乗継駅の一つです。
東北新幹線は1時間に仙台方面は1〜2本、東京方面は1〜5本で、宇都宮線は1時間に2〜3本です。
かつては主要駅であった西那須野と黒磯という急行停車駅に挟まれた小駅でしたが、東北新幹線の開業に伴って新那須駅が設置されることになり、一躍主要駅になりました。
那須塩原となったのは政治家からの要望があり、当時の東京北管理局長がこの名称にしたのですが、その後、辞意を幹部に伝えるほどにまで駅名問題は大きな影響を及ぼしました。
現在は那須御用邸に向かわれる天皇陛下の利用駅となっています。
そんな那須塩原から乗るのはやまびこ号です。
仙台方面は郡山行きのなすの号全てと停車型のやまびこ号が停車します。
今回乗るやまびこ219号は停車型で東京から全駅停車で仙台まで行きます。
東京方面についてはなすの号の始発列車が設定されているため、多少本数が多くなります。
やまびこ号もなすの号も基本はE5系かE2系の10両ですが、時間帯によってはE5系+E6系、E5系+E3系の17両や16両で運転されるものがあり、その場合にはこまち向けのE6系が運用に入ります。
E6系は秋田新幹線直通対応で秋田新幹線は在来線規格ですからE6系は車幅などの面で在来線に合わせています。
そのため、通常の車両よりも横幅が狭くなっていてE5系と同じように2+3に座席をセットしようとすると快適性が大幅に低下するため、車幅に合わせて2+2となっています。
やまびこ号は基本的に10両で運転されるため、E6系の運用、11〜17号車は大変に空いていることが多く、この日も車内には那須塩原時点で4人ほどしかいませんでした。
17両編成、16両編成での運用は完全に固定されており、各月に発売されているJR時刻表の「車両編成のご案内」で確認できます。JRの駅のみどりの窓口にも置いてありますので、ぜひ確認して利用してみてください。また、指定席券売機やえきねっとで指定席の購入状況をシートマップから確認しても両数がわかります。
全駅停車のため、ポツポツ止まりますが、これでも在来線よりは圧倒的に早く、新白河まで11分で着きました。
デッキ部のドアには稲穂も描かれ、秋田感を至る所で感じることができます。
まもなく郡山に着きます。
福島県では最も主要な駅でなすの号はここまでの運転です。
東北本線はもちろんのこと、いわき方面の磐越東線、会津若松方面の磐越西線、水戸方面の水郡線が発着しています。
なすの号の折り返し便、E2系が停車中。
東北新幹線ではだいぶ珍しくなりました。
最近、JR東日本では新幹線へのJR-EAST FREE Wi-Fiの導入に合わせて車内で動画や雑誌などのコンテンツが無料で楽しめる「noricon」のサービスを試験提供しています。
飛行機の機内サービスのようなものを受けられ、利用してみましたが、長時間利用ならさらに重宝するのではないかなと感じました。
ぜひ、乗る機会があれば試してみてください。
福島で全員が下車してしまいました。
車内は自分だけ。
この17両編成が需要に合わせたものではなく、運用上の都合であることがよくわかります。
偶然、トップナンバーでした。
トップナンバー車の一部だけは日立製作所製です。他は川崎重工製です。
仙台に到着。
かなり快適に利用できました。
17両編成のやまびこ号、なすの号。
ぜひ、狙ってみてはいかがでしょうか?
いつもの新幹線とは違う体験ができます。
次回の「伊豆信州周遊旅」は!
E6系の座席、車内設備をご紹介!
お楽しみに。
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