PASMO、Suicaでバスが安くなる！バスが勝手に安くなっていた経験ありませんか？お得な「バス特」って何？

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今回の記事はブログ限定公開記事で、YouTubeでの公開は致しません。

今回は首都圏のバス事業者共通で導入しているお得な乗車制度、「バス利用特典サービス」、通称バス特についてご紹介します。

皆さんにはこんな経験はありませんか？

「ある日、バスに乗ったら何故か運賃が安かった。」

216円かかるべきところ、116円しかかからなかったというような経験がある方は首都圏の方ならかなり多いと思います。

これはバス特のおかげです。

「そんな制度に登録した記憶はない」という方、バス特はPASMOやSuicaを利用した際に自動的に適用される割引サービスなのです。

バス特ではPASMOやSuicaでのバス運賃の支払い、1円につき、1バスポイント（これ以降はbpと記載）が自動付与され、PASMOやSuicaに自動記録されます。このbpは同月内でのみ有効で、翌月になるとリセットされます。

bpを貯めると、ポイント数に応じて、バスチケットと言われる割引チケットが自動付与されます。

例えば、累計bpが1000bpに達すると、100円分のバスチケットが付与されます。ただ、バスチケットが付与されると、bpが消滅するというわけではなく、引き続きbpは貯まり続けます。バスチケットが付与されると、運賃箱から「チケットが付きました」という音声が流れます。

このバスチケットはバス特対象事業者に次回乗車する際に優先的に使用され、100円分のバスチケットがあれば、運賃は100円割引になります。（バスチケット自体は同月内で消滅することはなく、10年間有効です。）

bpはバスに乗れば、乗るほど、どんどん貯まります。バスチケットは1000bpごとに付与されていくため、累計bpが2000bpに達すると、再び100円分のバスチケットが付与されます。

また、累計bpは大きくなるほど、付与されるバスチケットの額も大きくなります。

累計bpが3000bpになると、付与されるバスチケットは160円分となります。4000bpでも160円分のバスチケットの付与ですが、5000bpに達すると、330円分のバスチケットが付与されます。

このように1000bpごとに累計bpに応じたバスチケットが付与され、ポイント積算上限の10000bpに達すると、ここまでの累計のバスチケットの額は1740円分となる計算です。

bpが10000bpに達すると、月の途中でもbpはリセットされます。

ある月の例をご覧いただきます。

バスチケットの支払い分にbpは付与されません。

バスチケットが使われると「チケットを使いました」という音声が運賃箱から流れます。

これがバス運賃が勝手に安くなっていたという現象の正体です。

最後にバス特を利用可能なバス事業者を確認しておきます。ご利用のバス会社があるか、確認してみてください。

イーグルバス、伊豆箱根バス、江ノ電バス、小田急バス、小田急シティバス、神奈川中央交通、神奈川中央交通東、神奈川中央交通西、川崎市交通局、川崎鶴見臨港バス、関越交通、関東鉄道（バス事業）、関鉄観光バス、関鉄グリーンバス、関鉄パープルバス、関東バス、京王電鉄バス、京王バス、京王バス小金井、京成バス、千葉中央バス、千葉海浜交通、千葉内陸バス、東京ベイシティ交通、ちばフラワーバス、ちばレインボーバス、ちばシティバス、ちばグリーンバス、京成タウンバス、京成トランジットバス、京成バスシステム、京浜急行バス、国際興業、小湊鐵道、相鉄バス、西武バス、西武観光バス、立川バス、東急バス、東京都交通局、東武バスセントラル、東武バスウエスト、東武バスイースト、朝日自動車、茨城急行自動車、国際十王交通、川越観光自動車、阪東自動車、東洋バス、千葉シーサイドバス、西東京バス、日東交通、箱根登山バス、日立自動車交通、富士急モビリティ、フジエクスプレス、富士急湘南バス、富士急バス、富士急シティバス、富士急静岡バス、船橋新京成バス、松戸新京成バス、平和交通、あすか交通、山梨交通、横浜市交通局、横浜交通開発、東京さくらトラム（都電荒川線）、東急世田谷線