2020年10月31日
ガラガラすぎる!成田エクスプレスで快適に通勤、通学してみませんか?
今回の記事はブログ限定公開記事で、YouTubeでの公開は致しません。
今回は成田エクスプレスをご紹介します。
現在、空港アクセス列車である成田エクスプレスは新型コロナウイルス感染拡大の影響で航空需要が低迷していることから多くの列車で運休、運転継続の列車でも極端に低い乗車率で運転しています。特に成田エクスプレスは成田空港アクセスを担うため、国際線需要が戻らないと厳しいのが事実です。そのため、Go To トラベル事業の恩恵も受けられず、先行きが不透明とも言えます。
今回は渋谷に用事がありましたので、何で行こうかなと思った時に偶然成田エクスプレスの運転があったために乗車。
今回乗ったのは大船駅19:10発の成田エクスプレス53号です。最終列車となっています。
にしても、ガラガラ。
大船駅からはもちろん、私が降りた品川駅までこの号車に他のお客さんが来ることはありませんでした。
現在、成田エクスプレスは通勤ライナー的需要がある朝夜のみ運転を行っています。
朝は成田エクスプレス1〜7号を運転。しかし、2号の東京〜新宿駅間、4号の新宿〜池袋駅間、6号の東京〜新宿駅間は区間運休となっています。
成田エクスプレス8〜37号、39、41、43、44、45、48号は全区間で運休となっています。
夜は成田エクスプレス38、40、42、46、47、49〜54号を運転。しかし、38号の成田空港〜東京駅間、東京〜新宿駅間、47号の新宿〜東京駅間は区間運休となっています。
その結果、大船〜東京駅間が普段の6両から12両に増強される結果となっている列車もあります。成田エクスプレスではえきねっとトクだ値を販売したり、通勤需要のある時間帯だけ、千葉県内の成田空港以外の駅にも停車したりしています。実は通勤需要がかなりあって、平日夜などはまあまあ人が乗っています。(それでも赤字だとは思います。)
コロナ対策で乗りたい人が増えるだろうとの予想から朝夜のみ運転の結果となっているものと思われます。
今のを聞いて通勤で使って見たい!という方もいるかもしれません。ここで、成田エクスプレスの座席についてご紹介です。
座席については独特の形状とも取れますが、成田エクスプレスのノウハウがその後の「ひたち・ときわ」のE657系、「あずさ・かいじ・富士回遊」のE353系、さらには新幹線にも生かされています。
グリーン車並みの装備と取ることもでき、少なくとも普通列車グリーン車よりは全然快適です。
リクライニングもかなり倒れます。
コンセントまで完備。
これは普通列車グリーン車にはない装備です。
荷物棚。
今回乗った列車は千葉、四街道、佐倉、成田にも停車する停車型の成田エクスプレスでした。
途中の横浜。
土日はこの時間でも空いています。
武蔵小杉では相鉄線に直通する埼京線の車両が。
個人的に埼京線は都会の電車というイメージなので、未だに神奈川県内で見るのは見慣れません。
品川に到着。
ここから山手線に乗り換えて渋谷に向かいました。
成田エクスプレスの50キロまでの指定席特急料金は1210円です。
また、東京駅を17:46以降に出発する大船行きの成田エクスプレスを利用する場合、乗車日当日の午前1:40まで(つまり前日まで)に購入すると、830円で利用できるえきねっとトクだ値が設定されています。
似たような割引が、渋谷から高尾行き、渋谷から大宮行き、池袋から成田空港行きでも設定されていて、豪華版ホームライナーくらいの料金になっています。
今こそ、ガラガラの成田エクスプレスで快適に通勤、通学を。コロナ対策にもオススメです!
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