2019年5月20日
駅にある黒い箱?駅ナカシェアオフィス、ステーションワークを利用してきた!【中央線5月】
皆さんはシェアオフィスをご存知ですか?
不特定多数の人が予約フォームを利用してワーキングスペースをシェアするというものです。
企業が自前で設置するサテライトオフィスのように設置コストが自己負担ではないので安価で済む上、様々な場所で利用できるのがシェアオフィスの強みです。
そのシェアオフィスをJR東日本が実験的ではありますが、駅ナカに設けています。2018年冬には都心の一部駅にて、そして2019年5/10から立川駅のエキュート立川で実証実験を行っており、実験期間中は無料で利用できます。
利用方法
1下の駅ナカシェアオフィスの公式ページから会員登録を行います。
2使用したい日にち、時間を決めて予約を完了させます。
3当日シェアオフィスに向かうだけです!
こちらがその駅ナカシェアオフィス。
この箱の中に入って利用するわけです。
予約がなければその場で利用することもできるそうです。
予約情報があれば液晶にその旨が表示され、当日利用はできなくなります。
利用していないときは常に施錠されていますので、解錠するにはそもそも予約フォームにあるQRコードが必要です。
こちらが箱の中。
今回は1人用スペースを予約しましたので、一人分の必要最低限な椅子と机があります。
これが中。
外からだと小さく見えますが、中は広く感じます。
ディスプレイとコンセント、SOSボタンがあります。
ディスプレイは1人用スペースの場合はプレゼンテーションの練習なんかを想定しているのでしょうか。
机も十分な広さ。
今回は自習で駅ナカシェアオフィスを利用しましたが、勉強も広さは余裕でした。
コンセントが机上に2口、足元に1口、USB電源が1口あり、さらに照明スイッチもあります。
足元はこんな感じ。
少し狭目ですが、斜めにすれば伸ばすことはできますし、仕事とか勉強中にそんなに足は伸ばしません。
こちらが2人用。
グループ利用が可能なコワーキングスペースのようなものとしても利用できるそうです。
JR東日本は今年の夏からは駅ナカシェアオフィスについて、本格運用を開始するとしています。実証実験を基にマイナーチェンジを加えて上で首都圏主要各駅に設置される見通しです。
本運用開始後は有料となりますが、実証実験が好評であることから比較的安価で設定されることが見込まれます。
このほかJR東日本は「働く人の”1秒”を大切に」をコンセプトにシェアオフィス事業の開発を進めています。
現在実験展開中の「STATION BOOTH」は契約法人向けと一般向けを用意し、作業空間として展開します。電源完備、Wi-Fi完備、遮音環境、かんたん利用を目指しています。
また本運用開始後に展開予定の「STATION DESK」は法人向けの駅ナカコワーキングスペースとしてちょっとした会議などに利用できるようになるそうです。
「STATION OFFICE」は駅直結の駅ナカレンタルオフィスとして仕事の効率化を図るそうです。
JR東日本が展開を進めている駅ナカシェアオフィス。これからも期待です。
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