JRと東京メトロどっち?北千住綾瀬間の取り扱いは?自動運転の路線に乗りました。【関東めぐり千葉編】

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常磐線各駅停車に乗っています。

到着したのは綾瀬です。

ここが常磐線各駅停車と東京メトロ千代田線との切替駅です。

同時に東京メトロ千代田線の北綾瀬支線との分岐点でもあります。

しかし、JR東日本の路線図を見ると常磐線各駅停車は北千住駅までとなっています。

北千住まで常磐線各駅停車が行かないと綾瀬に快速は止まりませんから金町、亀有、綾瀬から同じJR東日本線の上野方面に出られないという事態が発生するのです。

実際そんなことは起きていません。

それがこの特例です。

東京メトロ千代田線の綾瀬〜北千住駅間についてはその特殊性から2つの事業者が管理する路線としてJR東日本常磐線各駅停車と東京メトロ千代田線が同じ線路を使っているという扱いなのです。運行については一括で東京メトロが行っていますが、JR東日本のきっぷで乗車することができますし、もちろん北千住までなら青春18きっぷも利用できます。


綾瀬からは東京メトロのナンバリングがつき、乗務員の東京メトロの方に交代。
さらに車内放送も東京メトロになりますが、一応JR東日本常磐線各駅停車も兼ねています。
北千住手前まで常磐線快速電車と並行。
ちなみに東京メトロ千代田線はATO、自動列車運転装置による自動運転を実施しています。無人運転ではないので運転士はいますが、運転士は発車時にボタンを押すことで次駅停車まで完全自動運転となっています。非常時のみ運転士が非常ブレーキを使用します。
乗客からは運転が荒くなったとの声が出ているようですが、東京メトロはこの自動運転を積極的に各線に導入を進めています。
JR東日本も山手線で同じくATOによる自動運転の夜間試験を行っていて時代の流れだと感じます。
北千住到着直前で地下に潜ります。
奥に見える灯はもう北千住です。
北千住に着きました。
完全に東京メトロの駅ですが、常磐線各駅停車に乗ってきました笑
ちなみにJR東日本管内では各駅停車でしたが、東京メトロ線内と小田急線内は準急になるので行き先表示が変わっていました。
JR東日本のE233系の行き先表示とは思えないものばかり。
JRでは存在しない準急の文字。本厚木という小田急線しか入らない駅名。町屋という東京メトロと都電の駅名。
JRマークを大々的につけながらここから相当な距離、東京メトロ千代田線と小田急線を経由して神奈川県の本厚木まで走るようです。
問題は東京メトロから常磐線快速電車への乗り換えです。
いくら北千住まではJR東日本との共同管理区間とはいえども運行管理は東京メトロ。
どうやってJR東日本の北千住に行くのか。
割と不安でしたが、相当わかりやすく記載がありました。
この階段からはJR東日本の駅。
JR東日本の北千住までの切符の場合、JR東日本の地上改札が利用できますが、東京メトロのきっぷの場合にはJR東日本が管理する地上改札は利用できないとのこと。会社が変わるものの中間改札がないのできっぷの取り扱いには注意が必要です。
全くノンストップでJR東日本のホームに着きました。
次回の「関東めぐり千葉編」は!
東京から五日市線直通電車に乗車!
雰囲気の差に圧倒!
お楽しみに。

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