根岸線の駅を端から紹介!トンネルが多いのは〇〇だから!【神奈川東京201906】

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本郷台です。

今回はこの本郷台から軽く大回り乗車をしてこようと思います。
大回り乗車についてはまた別の記事でご紹介します。
本郷台は横浜市栄区の中心駅です。
学校、病院、区役所、図書館、消防署が一堂に会しています。
乗車するのは京浜東北・根岸線 各駅停車大宮行きです。
根岸線は平日朝7:11磯子発の大船行きを除いて全列車が京浜東北線と直通運転を実施しています。
根岸線の運行車両は京浜東北線との共通運用であるさいたま車両センター所属のE233系1000番台と横浜線との共通運用である鎌倉車両センター所属のE233系6000番台です。
京浜東北線からの直通電車は大船方面行きであっても「京浜東北・根岸線」と案内しますので、根岸線単体の案内は横浜線からの直通電車、大船方面行きのみです。
各駅停車は大船から大宮まで全駅に止まります。
本郷台と港南台の間には武蔵国と相模国の国境があり、港南台から先が武蔵国、本郷台と大船が相模国に属します。
港南台駅は駅前のショッピング施設の下に駅が建設されており、この上にはイオンフードスタイル港南台店があります。
学生で賑わう駅ですが、根岸線内でも著しく高齢化が進行している駅としても知られていてニュータウンにありがちなパターンそのものとなっています。同じような駅として洋光台がありますが、理由こそ不明なものの港南台の方が高齢者が多い印象です。
根岸線は大変トンネルが多い路線です。
京浜東北線内では都会の車両として大活躍の車両ですが、根岸線内ではこんな一面もあります。
1973年に開業した比較的新しい路線である根岸線は市電や京急の駅とバスでのアクセスが中心だった横浜市南部のベットタウンを結ぶ目的で建設されました。
横浜から磯子、新杉田、洋光台、港南台などのベットタウンを経由して大船まで至り、横浜か大船で東海道線に乗り継ぐことでアクセスの利便性も図っています。
人口の比較的多い地域に建設する路線のため、道路との交差を高架線、トンネルにより回避し、踏切は一つもありません。
新杉田をでました。
シーサイドラインとの乗換駅で金沢区沿岸地域に広がるベットタウンのアクセスにも利用されます。
シーサイドラインの記事はこちら!

https://sokune217.com/2019/04/30/heisei-reiwa-seaside-line/

磯子には車両基地があり、車両を大量に留置できる関係で磯子行きが多数設定されています。
この辺りは川が連続してあり、そのうち堀割川は「横浜」を大きくした、発展させたと言って良いところです。
明治時代に作られた人工河川ですが、横浜港と根岸湾を結ぶ水運の確保、吉田新田開拓の運搬ルートとして大変大きな役割を果たしました。
根岸駅には神奈川臨海鉄道とJR貨物が接続する拠点があり、JXTGエネルギー根岸製油所からの石油を長野県などに輸送しています。
神奈川臨海鉄道はこのまま首都高速湾岸線に沿って進み、石油の輸入拠点である本牧港まで路線が続いています。
国鉄時代は駅構内広告がない駅として有名になった山手をでて、次は石川町です。
JR東日本横浜支社が元町・中華街へのアクセスをみなとみらい線に取られていることから石川町を中華街へのアクセス駅と宣伝するために副駅名に「元町・中華街」を付けました。
実際に駅前に中華街の入り口があり、中華街のアクセスには便利です。
石川町を出て、見えてくるのは横浜スタジアムです。
横浜DeNAベイスターズの本拠地です。
その横には横浜市庁。
これはまもなくみなとみらい21地区に建設中の新庁舎に移転となる予定です。
先ほどご紹介した横浜スタジアムのアクセス駅として利用される関内駅。
横浜市営地下鉄ブルーラインとの乗換駅にもなっていて横浜駅や桜木町駅よりも簡単に乗り換えられることから乗り換え需要はそれなりにあります。
数分で桜木町に到着。
根岸線は大船〜横浜駅間とよく知られますが、実は根岸線として建設されたのは大船〜桜木町駅間のみ。
桜木町〜横浜駅間はもともと東海道線の支線として存在したものを根岸線に編入したものです。
次回のこの旅は!
根岸線桜木町〜横浜駅間をご紹介!
ある廃線跡と並走?
お楽しみに!

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