2019年8月21日
【もはや快速ではない】最強のJR西日本 新快速乗車記【関西勉強合宿】
米原に到着しました。
ここからはJR西日本管内に入ります。
JR西日本の普通・快速列車の看板列車新快速です。主に琵琶湖線、湖西線、JR京都線、JR神戸線の米原・敦賀〜姫路駅間で運転されます。一部列車は北陸線の長浜・敦賀方面、赤穂線の播州赤穂方面、山陽線の相生・上郡方面にも足を伸ばします。
大阪駅基準では日中でも毎時4本、ラッシュ時には毎時6本が運転されることがあります。
モデルは東京の中央線で設定されている中央特快です。
ただ、中央特快と考えているとそれでは考えられないほどの高速走行と快適性を提供してくれます。
新快速の英訳は「New rapid service 」と思われがちですが、JR西日本では「Special rapid service 」に統一しています。英語的に後者の方が正しいそうです。
車内はこんな感じ。
米原発姫路行きは2時間半ほどの所要時間を要しますが、転換クロスシートで静粛性にも優れた車両のため、大変快適に利用できます。
本数は少ないですが、有料着席サービスであるAシートも一部区間で導入されています。
米原では手前に北陸線特急しらさぎ号、奥には米原に停車しようとするこだま号が見えます。
会社の切替駅とあり、在来線から在来線の乗り換えももちろんたくさんありますが、新幹線もありますので、乗換需要は大変大きいものです。
新快速は223系と225系の2編成で運行されますが、どちらも130キロ運転対応で車内も快適。ハズレがない上、本数も多い。魅力的な列車です。
車内では勉強。
近江八幡からは混んできました。
日中でも大阪などから乗ろうと思うと座れないことがあるかもしれません。それだけ便利で需要の大きい種別だということです。
高槻に停車。
京都〜大阪駅間は特急並みの京都、高槻、新大阪、大阪という停車駅。
新快速が走行する区間の草津〜西明石駅間では方向別複々線区間です。私鉄などでよく採用される方式で片側2本の線路を列車線(急行線)と電車線(緩行線)に分離して運転するものです。関東では小田急が有名ですが、関西ではこの区間です。この区間の複々線は120.9キロに及び、日本最長の複々線区間です。
同じ区間では新快速の他に快速、普通が運転されています。
普通は全区間で電車線、快速は電車線を走ったり、列車線を走ったり、新快速は「全区間で列車線」です。
まさに特急のよう。もはや快速ではないですね。
新大阪に到着。
向かい側には電車線を走る普通が。
基本的に大阪で緩急接続を行なっています。
淀川を渡り…
大阪に到着。
新快速からどっと人が出て行ったと思えば、待っていた人と普通からの乗り換え客で再び混雑。
すごいものです。
次回の「関西勉強合宿」は!
大阪といえば、たこ焼き!
大阪駅前の美味しいたこ焼き屋さんをご紹介します。
お楽しみに。
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