2020年1月7日
1年に1度だけ復活!湘南新宿ライン黒磯行き!まるで夜行列車のような雰囲気のグリーン車で一路黒磯へ!【元旦の旅】
逗子に来ました。
この日は2020年1月1日です。
新たな年がスタートしたわけです。
今回は大晦日〜元旦にかけてJR東日本が実施する終夜運転の臨時列車に乗ってみようというわけです。
乗車するのは2:42発の湘南新宿ライン。
湘南新宿ラインは逗子〜小山駅間で終夜運転とされていますが、この列車は運用の都合上、宇都宮まで運転されます。
先に言ってしまうとこの列車はさらに宇都宮からは定期列車の黒磯行きとして宇都宮よりも先、黒磯まで運転されます。
湘南新宿ラインは現在は宇都宮までの運転ですが、かつては黒磯まで乗り入れていました。2004年に黒磯乗り入れが廃止されて以降、湘南新宿ラインは黒磯に行っていません。
しかし、大晦日〜元旦にかけて運転される臨時列車と普段の定期列車の組み合わせで実質的な逗子始発黒磯行きの湘南新宿ライン黒磯行きが誕生しています。
使用されるのはE233系。
宇都宮までは混乱防止の観点もあり、宇都宮行きでの案内。
グリーン車の営業もあります。
2:42発とあり、車内は夜行列車の様相です。
列車は逗子を出て、鎌倉に到着。
2:47発の列車にこんなに人が集まるとは…
正月の日本人は本当にすごいです。
しばらく走ると横浜に到着。
3:11の到着でした。この列車は10両である上、鎌倉で大量のお客さんを積み込んでいるため、横浜からのお客さんは混雑を予期してか新宿までなどの比較的短距離でもグリーン車を利用する方が多く、相席多発の混雑を見せます。
横須賀線を出て、大崎に到着。
臨時列車とは言えども、30分間隔などの運転のため、線路容量に余裕があり、かなりぶっ飛ばします。
例年、東海道線は終夜運転を行いません。これは貨物列車が定期列車として終夜運転を毎日しているため、旅客列車の臨時列車をうまく組み込むのが難しいのでしょう。
それもあり、湘南新宿ラインに需要が集中しているのです。
新宿に到着。
3:48の到着です。
お客さんが半分くらい入れ替わりました。
次は赤羽です。
赤羽の到着は4:07。
まもなく定期始発電車が始まりそうです。
しかし、宇都宮線に入り、久喜の手前で緊急停車。
普段ならなんだなんだ?と車内がざわつくのですが、みなさん、熟睡されていたようでかなり静かに緊急停車を処理しました。
6号車トイレ内での非常通報器扱いが原因だそうです。
これにより、15分ほどの遅れ。
次は終点の宇都宮です。
ここで「5:50発予定の黒磯行きをご利用予定のお客様はこの列車が引き続き、黒磯行きとして運転いたしますので、そのまま車内でお待ちください。」と放送が。
東北本線なんかで普通列車福島行きとして来た奴が、福島で快速仙台シティラビットとなります。というのは時々見ます。
黒磯行きに変わりました。
ここからは定期列車のダイヤ突入と行きたいところですが、緊急停車の遅延の影響で3分ほど遅れていたはずです。
乗っていると段々と東の空が明るくなって来ました。
これは初日の出がグリーン車から!?
と期待します。
この辺りは関東平野を感じられる区間で非常に広大な平野が続きますので、見えてもおかしくありません。
ただ、日の出の8分ほど前に終点に到着。
とりあえず2:42逗子発、6:41黒磯着の1日限定の湘南新宿ライン黒磯乗り入れの話題でした。
さらにさらにこの列車はここで折り返し上野東京ライン熱海行きになります。
これは上野東京ライン最長列車として知られる運用で相当珍しい運用です。
これに乗らない手はありません。
次回の「元旦の旅」は!
上野東京ライン最長列車に乗車!
黒磯発熱海行きはいつ乗ってもすごい!
お楽しみに。
※大晦日元旦終夜運転は概ね毎年同ダイヤで運転されるため、おそらく来年も同じような列車が設定されると思います。最新の情報をお確かめください。
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2004年に黒磯発着の湘南新宿ラインがなくなって2015年に上野東京ライン開業によって東北本線岡本~黒磯と横浜、大船にそのまま行き来出来る電車が復活したことになりますね。