2019年9月14日
横浜のこと、どれだけ知ってる?各区ごとに魅力をご紹介!【横浜探訪番外編】
当ブログでは「横浜探訪」として横浜の魅力をシリーズ配信を実施しています。
では、皆さんは横浜の区をいくつ知っていますか?
今回は番外編として主な概要とともに横浜の区を北から順にひとつひとつご紹介します。
•青葉区
横浜市内ではかなり珍しい広大な平地が広がり、農業が盛ん。その割に人口は多く、市内2位。東急田園都市線が大変便利なことから都内への通勤客が多く、「横浜都民」と称されることも多いです。こどもの国があり、観光目的で訪れる人も多い場所です。
•都筑区
1994年に港北区と緑区の一部が分区したことにより誕生しました。高級住宅街としても知られ、港北ニュータウンを抱えます。しかし、住宅街を出ると農地が多く広がり、農家数は市内最大です。横浜国際プールやららぽーと横浜はよく知られます。
•港北区
かつてから東急東横線の沿線開発が盛んで住宅地や商業地が発達しています。また、横浜市営地下鉄開業後にはニュータウンやマンションが立ち並ぶようになりました。最近では新横浜駅周辺の発展はめざましいものがあります。横浜アリーナ、日産スタジアム、新横浜ラーメン博物館を抱え、集客力も高い区です。
•鶴見区
区名は源頼朝に由来します。地理的な関係で川崎市との関わりが強く、横浜に出るよりは川崎という人が多くいます。戸籍数は市内トップです。東京湾に面する島もいくつか抱え、工業も盛んなところです。横浜ベイブリッジの大黒ふ頭側は鶴見区です。
•緑区
区の真ん中を横浜線が通り、横浜線に沿って住宅地が発達しています。工業団地がある一面もある中、梨の生産が盛んで農業も盛んに行われています。ズーラシアの一部は緑区にあります。
•神奈川区
区名は神奈川県と同じ、「神奈川宿」が語源です。区内に東海道「神奈川宿」を抱えます。東神奈川駅周辺が最も発展したところでイオンスタイルなどの商業施設もあります。横浜駅寄りには横浜ベイクォーターが2006年に開業し、歴史以外の魅力も生まれつつあります。
•瀬谷区
区の中心交通は相鉄線です。緑被率は市の平均を上回り、緑が残る自然豊かな地域として知られます。横浜市でも自然を生かした開発を行っており、河川プロムナードなどの整備は多く行われています。
•旭区
横浜市中心部のベットタウンとして開発が進んだ区です。そのため、相鉄線を使うと横浜方面には大変便利ですが、都内へのアクセスは良くありません。今後、相鉄・JR直通線が開業すると都内へのアクセスも飛躍的に向上し、相当便利なところとなりそうです。二俣川駅前を中心に相鉄による開発が行われています。
•保土ヶ谷区
横浜駅から一駅という相当利便の高いところにありますが、区の大半は坂が多く、箱根駅伝で有名な権太坂も保土ヶ谷区にあります。また、陣ヶ下渓谷という自然感じられる観光地もあります。
•西区
横浜駅を擁する西区は市外の方が思う「横浜市」そのものです。ほとんどが埋立地で面積は市内最小。人口こそ最も少ないものの、人口密度は市内2位。みなとみらい21や臨港パークなどの有名観光地や商業施設が立ち並びます。
•中区
横浜市庁、神奈川県庁、横浜地方裁判所などの公共施設が数多くあり、横浜の行政の中心です。桜木町駅はみなとみらい21の最寄駅、関内駅は横浜スタジアムの最寄駅と言われなくてもわかる横浜の姿そのものです。山下公園や中華街もここにあります。
•泉区
区内のほとんどが相模原台地の上にあります。市内各地では湧水が湧き、農業が盛んな自然豊かな区です。区内の各地では蛍を見ることができます。戸塚区にある企業の社宅があり、戸塚区との結びつきが強いところです。
•戸塚区
戸塚という地名はかなり古く、鎌倉時代からはすでに使われていたとされます。江戸時代も宿場町として栄えました。住民の反対運動により遅れに遅れた駅前再開発は2007年にやっと開始され、トツカーナモール、戸塚区役所などが駅前に整備されました。
•南区
南区は言うなれば人だらけ。人口密度はずば抜けて市内1位です。弘明寺は市内最古の寺です。大岡川プロムナードの桜は市内でもかなり有名な桜の名所です。弘明寺公園は区内では貴重なまとまった緑地です。
•港南区
かつては農地が広がると田園風景の地域として知られましたが、高度経済成長期に徐々に東京のベッドタウンとして宅地開発が始まり、70年代には港南台団地や野庭団地をはじめとする大型団地が整備され、人口は急激な増加を見せました。1973年の港南台駅開業は不便だった港南台エリアのアクセス改善に大きく貢献し、大変喜ばれました。現在は商業施設が立ち並ぶ、上大岡はかつてはスカーフの生産地として知られました。
•磯子区
根岸線の磯子駅があるような海沿いの低地はほとんどが埋立地です。周りの丘陵地はかつてからの住宅地として知られます。緑の少ない、工業の区のイメージが強い磯子区ですが、金沢区寄りの円海山周辺、氷取沢エリアは緑が多く残るところです。横浜で生まれたいわゆる「はまっこ」が多い区としても知られます。
•栄区
歴史的には鎌倉との結びつきがとても強いエリアです。そのためか選挙区は鎌倉や葉山と同じエリアとされ、横浜とも、鎌倉とも交流がある区です。行政的には本郷台が中心ですが、商業的には大船が中心で、駅自体が横浜市と鎌倉市の市境にあるものの、都心への利便性は横浜市でも相当高いものです。大船周辺には分譲マンションが立ち並び人口が多いですが、本郷台周辺は人口減少が顕著です。
•金沢区
横浜市で唯一の自然海岸「野島海岸」、市内最高峰の「大丸山」を擁する区です。海沿いは工業が盛んですが、同時にリゾート開発がなされ、観光客でも賑わいます。しかし、この沿岸エリア、シーサイドラインの沿線は高齢化や人口減少が顕著で、また団地が多いことから横浜市の中でも特に孤立死問題があるところでもあります。内陸部は歴史的な観光地が多く、歴史好きにも訪れやすいスポットとして人気です。JRが通らず、JRの駅へはかなり不便になっています。
いかがでしょうか?
海のイメージが強い横浜市ですが、「横浜みどり税」という市民税が設定されるほど、緑の多いところでもあります。特に横浜市南部の磯子、栄、金沢周辺の円海山はハイキングコースでも人気です。横浜に「自然」を感じるために来るのはいかがでしょうか?
横浜市については横浜市のホームページもご覧ください。
今後、一区ずつ丁寧に魅力をご紹介していきます。既に公開済の区についても「横浜探訪」よりご覧ください。
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