2019年9月23日
ホームライナー沼津で東海道線静岡地区のロングシート地獄を回避しよう!【中央線普通列車の旅】
豊橋から普通 浜松行き、普通静岡行きを乗り継いで静岡まで来ました。
ここで乗り換えです。
乗車するのは20:20発 ホームライナー沼津8号です。
JR東海静岡エリアのホームライナーは土休日も含めて運転があります。空いている日なら土休日がオススメです。今回は平日でしたが、土休日よりは混雑している印象でした。
乗車には乗車整理券が必要で、ホーム上の券売機で発売しています。320円で購入でき、全車指定席のため、安くて大変便利です。
静岡発沼津行きのホームライナーは平日、土休日含めて、朝は1本。夜は平日は4本、土休日は1本です。他にも沼津始発のホームライナー静岡やホームライナー浜松、静岡始発のホームライナー浜松も設定されていますし、浜松からはホームライナー静岡が設定されています。
静岡地区はホームライナーが相当充実しているので、うまく利用するとロングシート地獄を味わうことなく、静岡エリアを脱出できます。
使用車両は1995年デビューの373系。
JR東海の最も基本的なの特急型車両として、普通列車から、急行列車、特急列車まで運用できる汎用性の高い車両として設計されました。また、国鉄時代に同じコンセプトで設計され、JR東日本に渡った185系が幹線での運用のみの想定だったのに対して、こちらでは飯田線や身延線といったローカル線でも使用できるよう短編成を基本とした設計で、グリーン車の組み込みは行われていません。また、幹線運用では基本の3両の列車を増結することで6両、9両と増結可能です。
窓が大きいことから383系やキハ58系などのJR東海の特急と同じくワイドビューを列車名に冠しています。
車内はこんな感じ。
座席はとにかくスタンダード。
383系もそうですが、キハ58系の普通車とも座席設備はほぼ共通化。徴収する料金に合わせた形で、課税的にいうならJR東海の特急は水平的公平に大変優れています。
座席はこちら。
前に383系の普通車をご紹介した時の画像と比べてください。そっくりです笑
383系の記事はこちら↓
車内では静岡駅のベルマートキヨスクで購入した海鮮丼をいただきます。焼津で獲れたものでしょうが、駅のコンビニで地元のものを扱ってくれるとこちらとしては大変嬉しいです。
美味しかったです。また食べたいですね。
車内は基本的に特急ですが、違うのはここ。
デッキ扉がありません。
普通列車運用を想定して、客の乗り降りに時間がかかることを防ぐためにデッキ扉を廃止しています。また、客用扉は2枚扉を採用。
185系よりもさらに徹底した混雑対策と言えます。185系は当初、ボックスシートでデビューし、車内設備としては良いとは言えませんでした。しかし、この373系はリクライニングシートを装備し、なおかつ混雑対策は万全。さすが進化系と言えます。
普通列車運用向けでしょうね。頭が当たっても痛くないような緩衝材があります。普通列車運用ではこの座席カバーはつきません。普通列車運用も実際に多くあり、大当たり列車として知られます。
沼津に到着。
車端部はセミコンパートメントを配置。
ホームライナーでは基本的に発券されないので、乗車整理券を車内で買った方々が利用しています。
特急でもグループ利用でセミコンパートメントは需要があります。セミなので、きちんとした仕切りはなく、騒ぎすぎると客室まで響き渡る事態となります。
次回の「中央線普通列車の旅」は!
ロングシート地獄と言われるものの、ロングシートも快適?!
その理由とは!
お楽しみに。
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