2019年10月16日
熱海観光の帰りには東海道線の一流の景色をグリーン車で!【夏の東日本紀行2019】
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熱海です。
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熱海はかつては新婚旅行の定番として知られ、リゾート開発が進みました。
アクセス手段も豊富で東京からだと東海道新幹線、特急スーパービュー踊り子、特急踊り子、普通列車のいずれかと選ぶことができ、今では手軽に行ける観光地として箱根とともに人気を博しています。
熱海観光についてはこちら!↓
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実は普通列車グリーン車で東京まで行きたかったのですが、間違えて改札内に入ってしまい、現金での購入ができなくなってしまいました。実はJR東日本の普通列車用グリーン券は改札内購入の場合、Suicaグリーン券のみしか発券できず、現金の場合には車内購入か駅員さんに交渉して出してもらうしかありません。
ところが熱海駅の場合には新幹線改札が在来線改札の中にあるのでその前にはJR東海のJR全線きっぷ売り場あるのではと思い、行ってみたらありましたよ。
そしてJR東海の方に熱海から東京までの普通列車用グリーン券でここでも買えますか?と尋ねたところ、できますよ。と笑顔で対応くださり、他社のことなのにありがたい限りです。
JR東海の駅員さんはどこでも基本的に対応が良い気がします。
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そしてグリーン車。
乗車するのは11:35発上野東京ライン宇都宮線直通 宇都宮行きです。
実はこれは2019年春のダイヤ改正までは11:32発の黒磯行きという上野東京ライン最長列車として運転されていました。
ダイヤ改正によって宇都宮までの区間変更の上、時刻が一部変更されています。
11:32発にあった上野東京ライン最長列車の乗車記はこちらから↓
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熱海の次の駅は神奈川県に入り、湯河原。
こちらも観光地として知られます。どちらかというと湯河原の方が典型的な温泉地という雰囲気。
眼下に見えるのが湯河原温泉の風景です。
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この辺りの車窓はとにかく雰囲気が良い。
いつもの東海道線も違って見えます。さらにグリーン車だと特別感もアップです!
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向かい側に見える島は初島。
熱海港から高速船で30分のところにあります。
初島も観光地として開発されています。
さらに初島の少し左側に見えるのは伊豆大島。
こちらは東海汽船のジェット船で45分ほどです。
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根府川は海が見えると有名。
海の景色を見るために徐行中の臨時快速伊豆クレイル号ともすれ違い。
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熱海〜小田原駅間では本当に海の際に沿って走るところが多いので景色は一流です。
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平塚では後から来た湘南新宿ライン特別快速を先に通します。
日中帯の普通列車は多くの場合で特別快速か快速アクティーと待ち合わせがあります。
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横浜を出ると京急との競合区間。
快特とのデットヒートです。
競合区間は品川まで続きます。
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こちらはかなり珍しい。
こちらはJR東日本の軌道検測車、E491系。愛称はEast i-Eです。
新幹線ではE3系ベースのE926系が、在来線用ではキヤE193系のEast i-Dというものもあります。
在来線用のEの方は電化区間向けで電車、Dの方は非電化区間向けで気動車です。
これらの3種類の軌道検測車によってJR東日本の全路線を自社で検測することが可能になっています。
また、軌道検測車を保有しないわたらせ渓谷鐵道、会津鉄道、山形鉄道などでも使用されることがあります。
見れたらラッキーな車両です。
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続いて品川では試運転中の相鉄の車両に遭遇。
相鉄・JR直通線の開業に向けた試運転ですが、営業運転開始後は埼京線と直通する予定なので品川にいるのは珍しい光景になります。
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品川から東京までは東海道新幹線と並走。
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東京に到着。
JR東日本の普通列車グリーン車は乗りたいときに乗れて、快適。という便利なサービスです。
特急のように時間が指定されずに快適な座席を利用できるのは画期的ですし、魅力的であると感じます。
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次回の「夏の東日本紀行2019」は!
東北本線を北上!
今回はどこまで?
お楽しみに。
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