社会問題!悪質クレームをなくす方法を考えよう。良いクレームを潰す悪質さ。

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皆さんはアルバイトでも、パートタイマーでも、正社員でも。第三次産業で働いたことがありますか?

第三次産業とは小売業やサービス業といった無形財がこれにあたります。
第一次産業が農林水産業があたり、第二次産業は製造業、建設業、電気・ガス事業、鉱業があたります。
簡単にいうと第三次産業とは家計と直接取引し、商品やサービスを分配することにより富を得るものです。
この第三次産業で長い間、問題なりながら解決されていない問題があります。
それは「クレーム問題」です。それから派生させながら今回は考えていきたいと思います。
そもそも「クレーム」とはサービスに対する改善要求や権利請求を行うことを指しますが、日本ではクレームをハラスメントや脅迫と言う意味で捉える人が大変多く、またそれが十分に当てはまる状態です。
前にAmebaブログで「モンスターペアレント」の問題を取り上げ、撲滅しなければと言いましたが、モンスターペアレントも最もわかりやすい理不尽なクレームです。
クレームへの対応については企業は正当なクレームを受け付ける目的として「お客様相談センター」などを設け、サービス品質の向上に努めていることが多いです。
そもそもクレームを寄せる人はその考え方がズレているという場合がかなり多いと思います。
クレームと言って想像されるもの、またクレーマーと呼ばれる人がよくやるのは「お前のところのサービス(商品)おかしいだろ!!」ですね。
よく考えて欲しいのはいくら対価を払ってもらったとしてもこんな態度で臨まれれば改善しようという気よりも「この人はやばいな」とか「どうやってこの状況を抜けようかな」と考えます。
もしあなたが正当なクレームをしていると考えるのであれば、あなたが企業側が悪いと思っても丁寧に大人な対応で指摘することが必要であって「指導してやる」「こっちが上の立場だ」という気持ちを持つのは間違っています。企業側は正当なクレームをつけてきてくださっているのであればそんな態度を示されなくても企業側が悪いということは認識しているし、正当なクレームをつけてくれる人に対して出来る限りのことをしよう、これからは変えていかなければと考えます。
では正当なクレームとは何か。
先ほどあげた態度はとても大切で、感情的でなく、理性的に指摘することは必要です。
また、店員や係員は会社の全てを知っているわけではないことを念頭におくべきだと思います。
個人的に鉄道が好きなので鉄道の話題で行くと列車ダイヤ乱れ時に駅員に今後の状況を尋ねることがあるわけですが、特に回答を得られず混乱時に長々と駅員に指摘する人を見ます。
そもそも長い時間、サービス提供者を拘束することはクレームを受けている人も迷惑かもしれませんが、何よりクレーム対応により人員が減り、そのために待たされる他のお客さんからしたらたまったものではないわけです。
そしてダイヤ乱れのように現場ですぐに状況把握をしたり、対応しにくいことに関して現場の人間のみに聞いても現場の駅員も状況が掴めない部分があって混乱しているわけでそれをその人にいうのは違います。
会社の大きな問題に対するクレームは現場ではなく、本社に寄せるべきです。
ここまでで何が言いたいのかというとそもそも正当なクレームだと思い、それを改善して欲しいと思う場合には最も第三者に迷惑をかけず、トラブルを招かず、手っ取り早く改善してもらう方法を講じるべきです。
正当なクレームをする気もなく、イライラしているから店で店員に当たるとか、相手をして欲しいだけなどのそもそもおかしい人はここで言ってもどうにもならない気もしますが、それに関しては犯罪に当たることも多く、さらには過去に悪質なクレームを何度も受けていた店長がクレーマーを刺殺する事件も発生しています。
さらに悪質な商品をタダにさせるなどの特別優遇を目的とした違法クレームも増えており、警察も詐欺罪での取締りを強化しています。
勘違いして欲しくないポイントは「正当なクレーム」は理性的に迷惑にならない方法で指摘すれば会社にとっては改善に役立つことがあり、有益な情報であるということです。悪いのはクレームではなく、「悪質なクレーム」、「違法クレーム」、「感情的クレーム」であり、もちろんそのような人を減らしていくことは大切ですが、企業側もとりあえず謝るという体制を切り替える時期に来ているとも感じます。
言い過ぎだと言われるかもしれないですが、顧客と提供者の対等な関係を目指していくという姿勢も求められていると思います。
論の組み立てもなく、思っていることをずらずら書きましたが、これに関しては個人によりかなり見解が異なるかと思います。この記事に載せている内容は客観的なものではなく、あくまでも私個人の意見です。ぜひ、コメント欄にも皆さんのご意見をお寄せいただければ私はもちろんのこと、後から見る方が新たな見解として参考にすることができます。ぜひ、ご意見お待ちしています。
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