羽田空港アクセスは東京モノレールが便利で楽しい!東京モノレールはデートにもおすすめです!【夏の東日本紀行2019】

Pocket

横浜から快速アクティーで品川、品川からは山手線で浜松町まで来ました。

浜松町といえば羽田空港アクセスの東京モノレールとの乗換駅です。
JR東日本では自社線主要乗換駅にナンバリングとは別にスリーレターコードを配しており、例えば品川駅ならSGWというスリーレターコードがあり、JR東日本管内でも各路線でバラバラのナンバリングにこのスリーレターコードをつけることで接続駅であることを示します。
しかし、浜松町駅はJR東日本線は山手線と京浜東北線の併走区間の途中駅で普通ならばスリーレターコードの対象とはならないのですが、HMCというスリーレターコードが用意されています。
これはおそらく外国人観光客に羽田空港へのアクセス方法を教える際に山手線と京浜東北線どちらでもいけるのですが、なにしろナンバリングが別で案内しにくいということを避けるためにHMCで降りれば良いと案内できるようにするためと思われます。
東京モノレールにもMO01というナンバリングはありますが、JR東日本のスリーレターコードに関しては完全スルーで対応していません。
東京モノレールの改札は別です。
「そりゃ別会社なんだからそうだろ」と言われそうですが、東京モノレールは2001年からJR東日本の子会社となり、JR東日本に経営権があります。
つまり、京浜間アクセスで競合して来た京急に羽田空港アクセスを簡単には渡さないという考えも見え隠れするJR東日本側の対抗馬です。
この子会社化は完全に負けていた京急との競合が少しずつ東京モノレールにも追い上げの兆しが見え始めます。
まず、JR東日本は山手線や京浜東北線と外に出ることなく、乗り換えられるよう直結コンコースを整備します。また、通過となっていた京浜東北線の快速の停車駅に追加。さらにはJR東日本が成功を収めていたSuicaに対応させ、モノレールSuicaというオリジナルSuicaを発行させることで羽田空港でもSuicaを購入し、そのまま都心観光に行けるという状態にします。
さらにさらに東京モノレールと山手線をセットで利用すると格安価格で都心へ移動できる特別企画乗車券を発売。関東周辺の観光に便利な現在の休日おでかけパスのフリーエリアに東京モノレールを加え、JR東日本の運行範囲の広さと客層、ノウハウを生かした抜本的改善は多くの人に羽田空港アクセスに東京モノレールという選択肢を追加するという大成功を収めたのです。
空港アクセス路線らしく航空会社の広告ですが、ANAとJALを並べるあたりがさすがです。
東京モノレールには3つの種別があります。
空港快速、区間快速、普通です。
空港快速は英語ではHANEDA EXPRESS と書き、最速達種別です。
空港快速の停車駅は浜松町を出ると、羽田空港国際線ビル、羽田空港第1ビル、羽田空港第2ビルです。
ノンストップで羽田空港まで行くとあり、いつでも混雑する種別でもあります。浜松町と羽田空港第2ビル間を18分で結びます。
続いて区間快速。区間快速は速達種別です。
空港快速に抜かれることはなく、普通を抜くこともありません。
区間快速の停車駅は浜松町を出ると、天王洲アイル、大井競馬場前、流通センター、羽田空港国際線ビル、羽田空港第1ビル、羽田空港第2ビルです。
乗換駅や需要高駅を結ぶことでの空港快速とは少し立場の違った速達列車です。
普通は多くの時間帯で昭和島駅で空港快速を待避するため、都心からの空港アクセスには向きません。
東京モノレールは跨座式モノレールで、大阪モノレールや北九州モノレールと同じです。
日中の運転間隔は各種別が12分間隔で運行され、全体では4分間隔です。
最近車両の車内はかなり近代的なデザイン。
浜松町を出ると田町の手前までJR東日本線や東海道新幹線と並走します。
しかし、駅は天王洲アイルまでありません。天王洲アイルは品川とほぼ平行の位置にありますので、距離感がお分かり頂けると思います。
浜松町から天王洲アイルまでは4分ほどかかります。
ここで海側に大きくカーブします。
海側にカーブすると京浜運河の上を進みます。
これは用地取得が容易だったためと言われていますが、結局建設費の高騰を招き、用地取得費削減の効果は薄くなってしまいました。
しかし、この辺りは東京の夜景がとても綺麗で航空機利用が一般大衆には程遠かった開業当初には乗車率の低さを生かして夜間に照明を落としてデートコースとして提供したこともありました。
今では照明こそ落としませんが、かなり綺麗な景色を楽しむことができ、海外への男女でのお出かけ前に良い思い出になるのではないですか?
今回は天王洲アイルで下車。
天王洲アイルはオフィス街と知られ、東京モノレールは空港アクセス以外にも通勤需要を拾っています。
天王洲アイルはりんかい線との乗換駅でもあります。
りんかい線は埼京線と直通運転を行い、羽田空港から新宿方面に出るには天王洲アイル乗換は非常に便利です。
しかし、東京モノレールとりんかい線の天王洲アイル駅は信号を挟んで距離があり、今回の感じだと日中なら8分ほど、ラッシュ時なら10分ほど見ておけば間に合うかと思います。
次回の「夏の東日本紀行2019」は!
東京臨海部をつなぐりんかい線は最近になって存在感アップ?!
お楽しみに。
Pocket

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください