2019年11月26日
中央・総武各駅停車を乗り通そう!E231系の種類が豊富すぎる路線!?【西東京千葉】
三鷹に来ています。
今回はここから中央・総武各駅停車に乗ります。
三鷹駅の中央・総武各駅停車のホーム。
中央・総武各駅停車は基本的にこの三鷹〜千葉駅間で運行されますが、早朝帯には立川や国分寺、武蔵小金井から津田沼行きや千葉行きの電車、深夜帯には千葉や津田沼から武蔵小金井行きや立川行きがでています。
中央・総武各駅停車は基本的にこのカナリアイエローのE231系が使用されます。
中央・総武各駅停車のE231系には種類があり、1998年から活躍しているE231系900番台(元209系950番台でE231系の試作車)、2000年から活躍しているE231系0番台、2014年から活躍するE231系500番台(山手線からの転属車)です。
また、朝夜時間帯のみ、中央線快速電車のオレンジバーミリオンをまとったE233系が三鷹〜御茶ノ水駅間で乗り入れます。
三鷹〜中野駅間と西船橋〜津田沼駅間では東京メトロ東西線と直通運転を行っており、JR東日本所有の地下鉄直通対応車であるブルーの帯をまとったE231系800番台、東京メトロ所有の05系、07系、15000系も運行されます。なお、東京メトロ東西線と直通している東葉高速線車両はJR東日本のシステムに未対応のため、直通はして来ません。三鷹始発東葉勝田台行きなどは必ず東京メトロ車で運行されます。
吉祥寺に到着。
ここは京王井の頭線との乗換駅であると同時に東京有数の商業エリアです。買い物客で賑わうほか、高級ベッドタウンとしても知られ、八王子支社管内では2位です。
三鷹〜中野駅間は都心に近いベッドタウンとして相当な人気を集めており、吉祥寺や荻窪は通勤快速も停車するなど、簡単に通過できない駅にもなっています。
まもなく新宿に到着。
三鷹から集めて来たお客さんを一旦ここで吐き出し、入れ替わります。
御茶ノ水に到着。
ここで中央線とは分かれ、総武線に入ります。
下の線路が中央線ですが、今E233系がいるあたりにかつて、万世橋駅という駅がありました。
しかし、総武線の御茶ノ水延伸と同時にすぐ近くに秋葉原駅が中央線と直通する総武線にできたことから廃止となり、現在はホームの遺構が残っています。
秋葉原に到着。
並行する快速がない区間のため、極端に各駅停車に需要が集中し、混雑による遅延が問題になっている駅です。
そして隅田川を渡ります。
総武線はかつて、この隅田川を渡らずにその直前の両国が終点でした。都心に出たいお客さんは東京市電に乗り換えとなっていたのですが、あまりにも需要が高いことから関東大震災の直後に御茶ノ水に延伸。それが現在の中央線と総武線の直通運転にもつながっています。
続いては荒川を渡ります。
東京のこの辺りは下町と言われますが、川がとにかく多く、大雨で氾濫すると大変な水害になります。そのため、東京では地下に大規模な調整施設を設けて水害対策を図っており、大雨の際には大活躍しています。
西船橋に到着。
快速は停車しませんが、武蔵野線、京葉線、東京メトロ東西線、東葉高速線との乗換駅でかなりの需要があります。
幕張車両センターが見えてきました。
奥には185系を置き換える予定のE257系の踊り子塗装車が。
東海道線特急では251系スーパービュー踊り子を置き換えると言われているE261系、サフィール踊り子が先日試運転を開始しました。
まもなく終点の千葉です。
千葉に到着。
となりの房総209系とE231系500番台の組み合わせがなかなか面白いですね笑
三鷹から乗り通すとだいたい90分。
たまには気分を変えて各駅停車の旅も良いかもしれません。
千葉からは総武本線で成東へ移動します。
次回の「西東京千葉」は!
総武線特急しおさい号に乗車!
お楽しみに。
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