2019年12月8日
高級感ある車内!相鉄・JR直通線の相鉄12000系運用に乗ってみた!車内の豪華さは段違い!【相鉄・JRの旅】
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武蔵小杉に来ました。
午前中は川越始発の相鉄・JR直通線に乗りました。E233系での運用で、相鉄線内にE233系が入った!ということでご案内しましたが、この相鉄・JR直通線はJR東日本と相鉄の相互直通運転です。
つまり、JR東日本管内に相鉄の車両が乗り入れて来ます。
ということでこの日の予定を済ませた上でもう一度武蔵小杉にやって来て相鉄車に乗ろうというわけです。
やって来ました。
各駅停車 海老名行きです。
相鉄・JR直通線は日中は相鉄線内特急2本、各停1本です。夜間帯になると特急ばかりということがあります。これは西谷で快速海老名行きに接続し、さらに後続すぐにはいずみ野線方面の各停 湘南台行きが続くようにダイヤが組まれているため、不便にならないのです。
武蔵小杉を出ると、次が羽沢横浜国大です。
相鉄・JR直通線として相鉄線とJR線を行き来する車両はJR東日本は埼京線向けE233系7000番台、相鉄は12000系です。
概ね本数は20分に1本です。
早朝時間帯などは羽沢横浜国大始発西谷行きなどの相鉄新横浜線のシャトル列車が運行されますが、JR側ではそのような対応はなく、武蔵小杉からの羽沢横浜国大よりも先、海老名行きの初電は7:19発です。また、羽沢横浜国大からのJR方面初電も6:05発となっており、いずれも遅めと言えます。
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次の羽沢横浜国大までの所要時間は15分です。
この映像からもお分かりいただけると思いますが、相鉄12000系の車内は暖色照明です。これはJR東日本ならグリーン車並みに相当するもので豪華さを演習しています。
相鉄12000系は基本設計はE233系と共通なものの、相鉄の「Thinking of the next century 」を主題とした相鉄デザインブランドアッププロジェクトに対応した内装とされており、各所にエレガントさを感じられるものになっています。
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羽沢横浜国大に到着。
羽沢横浜国大は相鉄の管理です。
JR東日本の指定席券売機やみどりの窓口がないなどの弊害もありますが、こちらも相鉄デザインブランドアッププロジェクトに対応したもので灰色を基調とした落ち着いたデザインでレンガ造りも多用した上品なものとなっています。
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駅の汚いようなイメージを感じさせないようなデザインです。天井は高く、赤レンガ造り。
相鉄の意気込みを感じさせます。
まだ周辺に土地が余っていることから相鉄・東急直通線の開業時にはもう少し大きくなるのではとも予想できます。
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そこまで高い利用率は想定されていないようでホームはかなり狭め。あくまでも乗務員交代が必要なための停車と見えます。
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再び相鉄12000系の新宿行き。
このシートには何やら仕切りが付いています。
これは日立製作所が設計し、グッドデザイン賞を受賞しているユニバーサルデザインシートです。
これの注目してほしいポイントは腰掛ける位置です。
わかりにくいですが、通常のロングシートと比べて浅く座るような設計になっています。これは妊婦や高齢者、足などを痛めている方が従来の鉄道座席ような深く座る設計は負担が大きいということでこの座席はあえて浅く座るように設計し、誰にでも優しい設計になっています。
設計者はこのユニバーサルデザインシートを車両の一部に導入することでこれまでの座席に加えて、新たな選択肢を加えられるとしています。
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この相鉄12000系はガラスを多用した開放感あふれるデザインも売りです。
車内の様々なところでガラスを使用し、乗っていても苦痛にならない車内です。
ちなみに車内照明は日中と夜で色が変わる調色調光機能付き、車内にはナノイーを搭載、インターネット接続サービスも搭載しています。
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武蔵小杉に到着。
JR東日本の駅でもこのYOKOHAMA NAVY BLUE は目立ちます。
全面塗装の12000系ですが、先頭部を除き、オールステンレス製で車体はE235系に準じたsustina S24シリーズの最新システムを搭載しています。
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大宮方面への直通増強など、今後の発展に期待がかかります。
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