【日光】TRAIN SUITE 四季島も来る!日光の歴史を簡単に感じる【関東めぐり栃木編】

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日光に到着しました。

現在の日光駅は1912年、大正元年に落成したもので木造2階建、洋風構造です。当時の鉄道院の技手が設計したものと2012年に判明しました。
この貴賓室は皇族などが数多く訪れる日光駅特有の設備で、田母沢御用邸に皇族が訪れる際に利用されましたが、現在は利用されていません。
現在、日本の鉄道駅で貴賓室、VIPルームと呼ばれるものが設けられているのは盛岡駅、福島駅、郡山駅、つくば駅、那須塩原駅、黒磯駅、大宮駅、東京駅、原宿駅、秋葉原駅、伊豆急下田駅、名古屋駅、近鉄名古屋駅、宇治山田駅、岐阜羽島駅、京都駅、新大阪駅、新神戸駅です。
日光駅の貴賓室は電話申し込みにより見学が可能です。また、2017年から運転を開始したTRAIN SUITE 四季島では観光コースに含まれており、見学することができます。
日光駅の駅舎。大正元年のものですが、2017年のTRAIN SUITE 四季島運転開始に伴い、リニューアルが行われ、いっそう綺麗で豪華な駅になりました。
日光駅の貴賓室は基本非公開ですが、ホワイトルームは一般公開されています。
ホワイトルームは一等車の乗客専用の待合室として利用されました。
一等車というとグリーン車を想像される方が多いかもしれませんが、現在のグリーン車は当時の階級だと2等車になります。では、一等車に値するものは何になるのか。現在のところ、正確に一等車に値するとされる車両はふつうに乗れる状態では運行されていません。しかし、グリーン車扱いながらもグリーン車よりも高品質なサービスを提供する座席がここ最近増えています。新幹線のグランクラスやJR九州のデラックスグリーン車です。実質的な一等車と言われています。
これがホワイトルーム。
シャンデリアがぶら下がり、いかにも高級そう。
栃木県や日光の紹介がされていました。
見ての通り、この日はもう夕方。
帰る時間を考えると東照宮や華厳の滝といった有名観光地に行く時間はありません。
ただ、雰囲気くらいは感じたいところ。
JR東日本の日光駅よりも後にできた東武日光駅の方が駅前としては栄えています。JR日光駅から東武日光駅へは歩いて5分ほどです。
東武日光駅前に来ました。
標高は543メートル。
熱海駅も山の上とか言われますが、標高はせいぜい70メートルほど、さらにその前に行った霞ヶ浦など3メートルほどです。
いかにここが高いところにあるのか。
宇都宮駅の標高は112メートルです。日光線は400メートル以上山を上がって来ていたわけですね。
東武日光駅も立派です。
ちなみにJR新宿行きのJR直通特急「日光」は東武日光駅から出るので注意が必要です。
浅草行きの特急が4分間隔で出る恐怖の発車標。
東京方面の特急は1日15本ほど設定されています。
どうせならご飯を食べようと思い、東武日光駅前にあったお店へ。
ざるそばは500円でした。日光の水を使っているそうで大変美味しくいただきました。
他のお客さんは外国人ばかりでしたが、まあ問題はありません。
日光からも日光線。
JR側に向かう時に前から外国人がきて、自分に英語で「浅草行きの特急はどこに行けば乗れるのか」と聞いてきたので、「直進していくと東武日光駅がある」と英語で応対してあげましたが、わかりにくいですよね。東武日光駅、JR日光駅。
混乱する理由もよくわかります。
宇都宮に到着。
宇都宮からは湘南新宿ラインで大船まで戻ってきました。
これで「関東めぐり茨城・静岡・栃木編」は終わり!
残すのは東京都と神奈川県です。
次回からは「関東めぐり東京編」をお伝えします。
お楽しみに。

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