2020年1月19日
上野東京ライン最長列車!黒磯発熱海行きに乗車!グリーン車から初日の出も拝める最強の長距離普通列車!【元旦の旅】
黒磯です。
黒磯からはもう一度宇都宮方面に折り返します。
黒磯まで来た理由は終夜運転による湘南新宿ラインの黒磯行きに乗るためと折り返しとなる上野東京ライン熱海行きに乗るためです。
上野東京ラインの黒磯発熱海行きは上野東京ラインの最長列車であり、朝夜のみの設定となってしまっているため、終夜運転があるときに来ないとなかなか乗るのが難しいのです。
この列車は6:52発、11:32着で所要時間は4時間40分です。
ちなみにこの列車に次の那須塩原まで行き、那須塩原でなすの264号に、東京でこだま641号に乗り換えると熱海到着は9:43。所要時間は乗り換え時間を入れても2時間51分です。
この日は1/1、元日です。
2020年の元旦は海沿いでは12/31の季節外れの暖かさのため、もやが発生してしまい、見えなかったそうですが、内陸のこの辺りでは綺麗に見ることができました。
この辺りはまだ関東平野ですが、人口はめちゃくちゃ多いというわけではないのでかなり開けた景色を楽しむことができます。
朝から綺麗な景色。
実は上野東京ラインには黒磯発着が何本かありますが、湘南新宿ラインには黒磯発着はありません。また、上野東京ラインの黒磯発は平日1本、土休日2本、黒磯行きは平日、土休日とも1本のみです。
ここまで少なく、湘南新宿ラインでもないことを考えると上野東京ラインではなぜ設定されているのか。
それは上野東京ラインのダイヤ設計と湘南新宿ラインのダイヤ設計がそもそも違うことに由来します。
湘南新宿ラインのダイヤは例えば横須賀線から宇都宮線直通といっても途中に埼京線や東北貨物線を経由しますし、東海道線から高崎線の系統は東海道線→横須賀線→埼京線→貨物線→高崎線とかなり複雑な経路を取る関係で元々設定されていたダイヤの隙間に入れ込む形で運転されています。
しかし、上野東京ラインは東海道線と高崎、宇都宮、常磐線を直接繋いでいるため、元々東海道線の東京行きとして設定されていたダイヤをそのまま上野東京ラインに直通させ、宇都宮線の上野始発だったダイヤに繋げるといった感じで単にダイヤを両線で繋げたような感じになっています。(実際は調整はされている)
そのため、行先も上野東京ラインだからどこどこまでとならず、東海道線側では伊東や沼津行きがありますし、宇都宮線側、高崎線側、常磐線側でも黒磯行き、前橋行き、高萩行きが発生してきます。
宇都宮では6分の停車がありましたので、食事を購入。
買い忘れていても宇都宮までに思い出せば問題なしです。
宇都宮でも忘れていると次は平塚の5分停車まで長時間停車はありません。
小山に到着。
小山からは車内もかなり賑わってきます。
新幹線、両毛線、水戸線との乗換駅です。
大宮から高崎線とも合流し、さいたま新都心に到着。
奥は貨物線を走る湘南新宿ラインです。
上野をでて、次は東京です。
東京を出ると隣には東海道新幹線の姿も見え、宇都宮線から東海道線に入ったと実感させます。
品川に到着。
奥の横須賀線ホームに東武のスペーシアが止まっていますが、定期回送なのか、団体列車の送り込みなのか。詳細は不明です。
臨時列車で品川始発でスペーシアが運転されたことがありますので、団体列車もできなくはないはずです。
横浜に到着。
横浜まで来ると車内は行楽ムードに。
ここからグリーン車を使う人はだいたい箱根か伊豆に旅行に行く人です。
平塚では後から追いかけてきていた特急踊り子に抜かれます。
先日踊り子にも乗りましたので、それについては今度あげます。
早川を出ると車窓左側には太平洋が望めます。
関東平野と那須の山々を見てきたと思えば、同じところから太平洋が見える。
長距離列車の醍醐味です。
根府川駅付近では線路の真横が海です。
山の中にリゾートマンションのようなものが見えてくればまもなく熱海です。
熱海の直前に見える海からは初島が見え、天気が良ければ伊豆大島が望めます。
終点の熱海に到着。
普通列車グリーン車なら長距離でも快適に利用できます。
ここまできてもグリーン料金は800円。新幹線なら特急料金だけで4千円近く取られますから安いものです。
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