2020年1月29日
高崎線の通勤快速は空いている!グリーン車で特急のような落ち着いた雰囲気が楽しめる!【日帰り新潟ツアー】
前橋です。
ここからは上野方面に帰ります。
前橋は群馬県の県庁所在地、前橋市の中心駅ですが、県内では高崎の方が大きい上、市内でも鉄道的には新前橋の方が両毛線と上越・吾妻線の乗換駅に当たり、利便性は高いです。
ただ、前橋も県庁所在地とだけあり、始発から10時ごろまでと16時ごろから22時ごろまでは高崎線に直通する上野方面の列車が前橋始発で設定されています。うち、新宿方面に直通する湘南新宿ラインが平日2本、土休日3本、東京を経由し、東海道線に直通する上野東京ラインは平日6本、土休日7本が設定されています。
また、平日には特急スワローあかぎ号が1本、土休日は特急あかぎ号が2本、いずれも前橋始発で設定されています。
今回乗車するのは高崎線への直通列車の一つである高崎線直通 通勤快速 上野行きです。
通勤快速は通常、通勤ラッシュや帰宅ラッシュが発生する方向への速達需要を見込んで運転されるのですが、高崎線系統、宇都宮線系統ではラッシュの方向とは逆にも通勤快速が設定されています。
高崎線の場合は快速アーバンと特別快速の代わりに、宇都宮線の場合は快速ラビットと快速の代わりに設定されているのです。
まあ通勤快速とは言えども通勤需要に対応しているとは言いにくいですから車内はガラガラ。
通勤快速と名がつく列車のグリーン車でここまでガラガラなことも珍しいです。
列車は順調に進み、高崎に到着。
新幹線からの乗換客がいるため、車内は多少人が増えます。
基本的に両毛線、上越線から高崎線に直通する列車は高崎駅で時間調整分が取られていて、新前橋での接続列車の遅延などにも柔軟に対応しています。
途中駅ではスワローあかぎ号とすれ違います。
元々はホームライナー鴻巣として運転されていましたが、特急化の上、全車指定席、スワローサービスで運転されています。
上野駅18:00発に始まり、本庄行きを中心に高崎行きや前橋行きも一部で運転し、18時台、19時台は毎時2本、20時台、21時台は毎時1本、22時台は2本が設定されています。
新幹線ほどの速達サービスではないものの、前橋まででも90分を座って帰宅できるとあってそれなりの人気があるそうです。
高崎線は特に長距離通勤客が多いですからこのような特急も上手くいくわけです。
次は大宮です。
高崎線通勤快速の停車駅は前橋を出ると、熊谷までの各駅と鴻巣、大宮、浦和、赤羽、尾久、上野です。
スワローあかぎや特別快速が停車する北本やスワローあかぎ、特別快速、快速アーバンも停車する上尾は通過しますが、快速アーバンが通過する尾久には停車します。
速達サービスとともに長距離通勤客に有利になるように停車駅設定がなされていると感じます。
大宮に到着。
上野行きの場合、大宮からのグリーン車への乗車はまずありませんから空いていく一方となります。
そういう意味で上野行きは便利です。
終点の上野に到着。
低いホームに着くことも上野東京ラインの開業でかなり減りましたが、(私が上野東京ライン経由の方が横浜へのアクセスが良いため、上野行きをあまり使わない)低いホームに着いた方が旅行をしているという感じはすごくします。
高崎線の通勤快速。
速さとか、面白みはそうでもありませんが、熊谷大宮間の乗り降りが多い駅を次々と通過するため、車内はかなり落ち着いていました。ゆっくりと休みたいという方にはかなりオススメできる列車だと思います。
次回の「日帰り新潟ツアー」は!
東京から東海道線の通勤快速グリーン車に乗車!
横浜通過をグリーン車から見るのは最高!
お楽しみに。
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