2020年2月5日
伊豆の混浴温泉、「金谷旅館 千人風呂」に行って来た!めちゃオススメです!【伊豆信州周遊旅】
伊豆急下田です。
いつもならこのまま折り返して帰るのでしょうが、わざわざ伊豆急下田に来たのですから観光もしたいわけです。
ペリーが来航し、下田条約を結んだ場所として知られており、開国に関する観光地が多いのですが、何しろ明治維新以前の、もっと言えば戦前の歴史にはほとんど興味がないので今回はスルーします。(下田開国博物館、了仙寺など)
また、駅前には下田ロープウェイがあり、伊豆三景の一つと呼ばれる絶景を見ることもできます。
とりあえず食事をと思ったのですが、伊豆急下田駅前はとにかく観光地価格で高いのでマクドナルドで済ませます。
調子に乗ってLセットにしたら食べるのが大変でした笑
電源もあり、良いもんです。
伊豆急下田から少し移動します。
奥には伊豆の看板特急スーパービュー踊り子が止まっています。3月で引退とは思えないほど、まだまだ王者の感があります。
最後まで伊豆でトップクラスのリゾート特急、スーパービュー踊り子として引退するということでいかに251系の完成度が高いかがわかります。
3月からはE261系、サフィール踊り子がデビューします。
乗るのはこちら、普通列車です。
これが普通列車か!?となりそうですが、これは普通列車です。
伊豆急では2100系リゾート21という車両を保有しており、3本中、1本は最高級リゾート列車、「THE ROYAL EXPRESS 」として、1本は普通列車運用の「キンメ列車」として、そして後1本がこちらの「黒船電車」というわけです。
普通列車なのですが、観光需要が大きい伊豆急ならではの日常の足としても、非日常の演出としても使える列車として運行しています。
リゾート21を狙って乗りに来てもらうことで地元の人が足として利用する通常の普通列車の混雑を緩和する目的があるとみられます。
こちらが車内。
海側は観光向けですが、山側は普段使いでも良いような構造です。
両端には展望席が用意されており、指定席ではなく、早い者勝ちで座ることができます。立っての利用はできないので注意が必要です。
一つ隣の蓮台寺で下車。
今では普通列車しか止まりませんが、かつてはスーパービュー踊り子も停車していました。
蓮台寺から歩いて3分ほど。
蓮台寺駅周辺は温泉地として知られており、そのうちの一つ「金谷旅館」です。こちらは「千人風呂」が有名で1867年、慶応3年創業の老舗です。
こちらが入り口です。
木造2階建てで、宿泊もかなり有名でぜひとも来たいのですが、こちらでは日帰り入浴を受け付けており、一人800円でした。
かなり安いという印象。
お風呂は基本は男性が「千人風呂」、女性が「万葉の湯」です。
しかし、男性向けの千人風呂は混浴が可能で万葉の湯から千人風呂へは連絡口があります。
あまり利用する人もいないのかなと思えば大違いで普通に若い女性から温泉好きそうなおばさんまで女性もかなりいるではないかと。
離れたところに入ればまず気になりませんので、平気です。
泉質自体は最高で、千人風呂と露天風呂1つしかないのですが、とにかく良い。
木造で、露天風呂も木々に囲まれた中にありますので、かなり心が落ち着きます。
注意が必要なのはシャンプーやボディソープの取り扱いがありません。受付で購入すれば問題ありませんが、体を洗う目的で来るような雰囲気とは違いそうです。
ちなみに女性専用の万葉の湯は木造温泉としては日本一の広さを誇ります。
帰りも蓮台寺から伊豆急下田に戻りますが、熱海方面を見ると東急カラーに復刻した8000系が。
懐かしさを感じる方も多いはずです。
そして伊豆急下田行きはというと今度もリゾート21。
そんなにバカみたいに本数が多いわけではないのですが、往復とも当たりました。
帰りは「キンメ列車」。
車内は展示が違う程度。
終点の伊豆急下田ではスーパービュー踊り子と並んでいました。
前面展望の性能はスーパービュー踊り子の方が上ですが、前面展望が楽しめる列車が並ぶというのも伊豆ならではです。
次回の「伊豆信州周遊旅」は!
臨時の踊り子はガラガラ!
東京に行きます。
お楽しみに。
おすすめ記事
2019年7月19日
日光に到着しました。 現在の日光駅は1912年、大正元年に落成したもので木造2階建、洋風構造です。当時の鉄道院の技手が設計したものと2012年に判明しま…