2020年2月20日
日本一がたくさん!特急うずしお号で徳島へ!利便性は?車内はどうなの?【四国バースデーツアー】
琴平観光を終え、移動します。
琴平から宇多津まで移動しますが、南風号は概ね毎時1本の運転ですが、普通列車が毎時2本程度運行されているので普通列車の方が早い場合もあります。
宇多津から乗るのは特急うずしお13号徳島行きです。
岡山から来たうずしお号ですが、岡山始発のうずしお号は1日2本のみで基本は高松始発です。
本当ならうずしお号は岡山から来たならマリンライナーと同じように坂出に入れば良いのですが、高知行きの特急南風と連結した状態で来るため、遠回りながら宇多津経由で運転されます。
うずしお号も使用車両がたくさんありますが、今回はN2000系が来ました。
N2000系は130キロ運転の実現のため、開発された車両で1997年のデビューです。
JR化後の車両となりますが、JR東日本でいうなら255系と同じような世代で古めと言われる段階にあります。
JR四国ではまだまだ使うようです。
瀬戸大橋線との接続部分は高架線となっており、JR四国では比較的珍しいです。
東京や大阪の高架線と比べ、周りに高い建物がないので、晴れていれば大変綺麗な景色が楽しめます。
ドアはプラグドアとなっており、外に向かって一旦開いたあと、横にスライドします。
他にはJR東日本のスーパービュー踊り子や東武鉄道の100系スペーシアなどがプラグドアを採用しています。
途中の高松では折り返し。
実はこの岡山始発のうずしお号は岡山から来て宇多津で方向転換、そして続いて高松でも方向転換を行い、今のところ日本一方向転換が多い特急となっています。
高松では奥にマリンライナーも見え、JR西日本の雰囲気も感じられます。
先頭号車の最前列席は前面展望が楽しめるような構造になっています。デッキ部との仕切りがガラス張りなのは相当珍しいと思います。
うずしお号の途中停車駅は変則的で13号は岡山を出ると、児島、宇多津、高松、栗林、志度、三本松、板野、徳島に停車します。
列車によって屋島、オレンジタウン、讃岐津田、讃岐白鳥、引田、池谷、勝瑞にも停車します。
終点の徳島に到着。
宇多津から徳島までは1時間15分ほど、岡山からでも2時間ほどです。
徳島県は日本で唯一、電気を使って走る「電車」と呼ばれるものが存在しない県です。(なさそうと言われる沖縄はゆいレール、高知はとさでんがある)
当たり前ですが、徳島行きの特急うずしお号も全列車が気動車で運転されますが、1日16.5往復もある気動車特急はなかなかなく、愛媛県の特急宇和海号と並び、全国トップの運転本数です。(徳島県は電車はありませんが、大阪や東京に非常に近く、南海フェリーや高速バスでかなり簡単に大都市にアクセスできます。)
次回の「四国バースデーツアー」は!
徳島名物の渦潮を見よう!
うずしお観潮船に乗ってみる!
お楽しみに。
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