2020年4月20日
瀬戸内海の美しい景色を楽しもう!防予フェリーに乗船!【日本周遊の旅】
松山市からタクシーで三津浜港まで移動してきました。(ここまで色々ありましたので、その様子についてはYouTube動画をご覧ください。最後にリンクを貼っておきます。)
松山市内ではタクシー配車アプリ、「Japan Taxi 」が利用でき、早朝帯でもスムーズに乗ることができました。
タクシーを利用せず、公共交通機関のみで三津浜港に訪れる場合には伊予鉄の松山市(JRの松山からは伊予鉄市内線で移動)から高浜線に乗り、三津駅下車、徒歩15分です。ただ、高浜線は終電が松山市発22:40発と早いため、深夜早朝便を利用する際にはタクシー利用を前提にしておくのをお勧めします。
松山市からはタクシーで20分ほど、3000円ほどでした。
そしてこちらが防予フェリーの三津浜港フェリーターミナルです。
私たちが乗るのは4:50発ですが、防予フェリーは三津浜港基準で21:15発、23:10発、1:40発、3:35発と言う深夜早朝便があります。例えば、1:40発に乗れば4:15に柳井港に着くなど、簡単な宿泊場所としても使えなくはありません。
私たちは今回、1:40発を利用する予定でしたが、行ってみたらフェリーターミナルは完全に閉まり、次は4:50発とあるのです。
これは防予フェリーの深夜早朝便は土曜日〜日曜日にかけては運航されないためです。
21:15発、23:10発は土曜運休、1:40発、3:35発は日曜運休となっていますので、土曜日の20:30発が出た後は日曜日の4:50発までないと言うことになります。(また、この間はフェリーターミナルも閉鎖となります。ただ、平日の深夜早朝便運航時も常時開いているかは未確認ですので、利用の際には事前に防予フェリーに問い合わせてみてください。)
そして、乗船券。
愛媛県(伊予)の三津浜港から山口県(周防)の柳井港までを結ぶ、いわゆる瀬戸内海の本四連絡航路の一つです。
防予フェリーは学割で2930円。かなりの安さといえます。
愛媛県から本州に向けてはしまなみ海道があり、フェリーにとってはかなり厳しい状況と言えます。実際に防予フェリーは前の運航会社が倒産してしまい、別会社に移管となった歴史があります。
船は大型ではありませんが、それなりのサイズ感があり、これで2時間30分ならかなり良いと思います。
外はまだ真っ暗。
明石海峡大橋・大鳴門橋、しまなみ海道、瀬戸大橋といった道路網の整備や瀬戸大橋線などの鉄道が繋がったことにより、瀬戸内海のフェリーは縮小傾向にあります。
それでもこの防予フェリーをはじめ、和歌山徳島間の南海フェリー、大阪高松間のジャンボフェリー、宇和島大分県間の宇和島運輸フェリーなど、そのほかにもまだまだ沢山の航路が残されています。
瀬戸内海のフェリーは四国や山陽の旅ではぜひとも利用したい交通機関の一つであり、今後も積極的に活用させていただきたいと考えています。
防予フェリーは特に座席等級などはなく、乗船してから自分で好きな場所を選ぶ形になっています。今回は疲れ切っていたので雑魚寝スペースで出港の音楽が鳴りはじめたと言う記憶を最後に熟睡。結局、柳井港到着直前まで一度も起きることなく、寝ていました。揺れで起こされるようなこともなく、快適性も抜群です。
朝になり、瀬戸内海らしい景色を楽しめるようになりました。
瀬戸内海のフェリーは景色も素晴らしいので、深夜早朝便のみでなく、日中の便もおすすめです。
雑魚寝スペースの他にもリクライニングシートやソファ席など、様々な設備が用意されています。そのときの利用目的に応じて楽しめるのではないでしょうか。
外に出てみると山陽本線を走る227系の姿が。
柳井の辺りは115系が活躍しており、広島アーバンネットワークで活躍する227系は柳井始発の西条行きと徳山始発の広行、糸崎始発の徳山行き、広始発の徳山行きの2往復のみが岩国よりも西を走ります。
柳井港駅に到着です。
柳井港は柳井港駅から徒歩2分。
大変便利なところにあります。
このまま山陽本線で下関まで向かいました。
前日の松山市到着からの悲惨な状態をご覧になりたい方はこちら↓
次回の「日本周遊の旅」は!
下関からいよいよ九州へ!
今までにない面白い入り方?
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