2020年10月28日
東北で活躍する701系!全ての色を紹介します!バリエーション豊富で意外と面白い?【北海道東日本パスの旅2020】
YouTubeで配信している「北海道東日本パスの旅2020」。ブログでも一部を抽出してお伝えします。旅行の流れや旅行自体の様子をお楽しみいただきたい方はYouTubeの動画をご覧ください。リンクはこの記事の最後に添付されています。
今回は東北エリアの在来線で活躍する701系をご紹介します。
701系は活躍する地域によって様々な色があることが知られています。今回の旅行で現在運用されている全色を見ることができましたので、ご紹介します。
最初はこちら。
こちらは仙台色と呼ばれます。
東北本線や常磐線で活躍し、仙台エリアの車両ともあり、福島県南部まで乗り入れるため、701系といえば、このイメージ!という方は多いと思います。
仙台色には狭軌車のほか、山形新幹線との併用区間で運用される標準軌専用車もあります。
仙台色は仙台車両センターと山形新幹線車両センターに在籍し、東北本線(新白河〜一ノ関、岩切、利府駅間)、奥羽本線(米沢〜新庄駅間)、常磐線(原ノ町〜岩沼駅間)で運用されます。
続いては秋田色です。
秋田県に行くと、電車の運用区間ではこればっかり来るので、秋田に行くと飽きるほど、見ること、乗ることができます。青森県、山形県、岩手県にも足を伸ばしています。
秋田新幹線との併用区間で使用される標準軌専用車があります。
秋田色は秋田車両センターに在籍し、羽越本線(鶴岡〜秋田駅間)、奥羽本線(新庄〜青森駅間)、津軽線(青森〜蟹田駅間)、田沢湖線で運用されます。
続いては第三セクターへの譲渡車です。
こちらは元701系の青い森701系です。
8編成が譲渡車で、1編成は青い森鉄道になってからの新造車です。
現在はE721系タイプの青い森703系が新製投入されています。
青い森701系は青い森鉄道に在籍し、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線で運用されます。
こちらも譲渡車です。
IGRいわて銀河鉄道に譲渡されたIGR7000系です。
譲渡車が4編成、3編成がIGRいわて銀河鉄道になってからの新造車です。
IGRいわて銀河鉄道では所属する全編成がIGR7000系です。
IGR7000系はIGRいわて銀河鉄道に在籍し、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線(目時〜八戸駅間)、東北本線(盛岡〜北上駅間)で運用されます。
最後に紹介するのは盛岡色です。
これがおそらく一番知名度が低いのではないかと思います。
運用範囲も狭く、15編成しか在籍しないため、あまり目にする機会がないのです。
ただ個人的にはなかなか良いデザインだなというところ。
701系では唯一、広告のラッピング車両が運用されているのも盛岡色の特徴です。
盛岡色は盛岡車両センターに在籍し、東北本線(一ノ関〜盛岡駅間)、IGRいわて銀河鉄道線(盛岡〜いわて沼宮内駅間)で運用されます。
ロングシート構成車が多く、嫌われがちの701系ですが、東北地方の鉄道輸送の現代化、効率化を進めた車両であることは間違いありません。
現在のところ、廃車も少なく、2019年までは1両も廃車がありませんでした。
209系モデルとあり、今後いつまで活躍できるか微妙なところですが、ぜひ701系と東北地方の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?(番台区分などのバリエーションが豊富なのでハマると沼なのは間違いないです笑)
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