京成上野駅に来ました。

今回は成田空港に向かいます。

私は神奈川県に住んでいることもあり、成田空港へはJRが圧倒的に便利なのですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、JRの成田エクスプレスは大幅減便を余儀なくされており、日中の運転はありません。そのため、JRは快速電車でしか成田空港まで行けないため、東京から成田空港行きは毎時1〜2本しかありません。しかもJRの快速電車は東京から成田空港まで90分ほどを要し、急いでいる場合には利用しにくいかと思います。

そこで京成を利用します。京成は成田空港までスカイライナーを運転しています。スカイライナーは減便の影響で20分に1本の運転は取りやめていますが、毎時1本は運転があり、現在の状況でも大変便利です。本線周りの特急と合わせると日中帯でも毎時2〜4本が成田空港まで運転されます。さらに青砥から合流する成田スカイアクセス線周りのアクセス特急を合わせると毎時5〜6本が成田空港まで運転しています。

スカイライナーは成田スカイアクセス線の開業によって、高速化に成功し、京成上野から成田空港までを最速40分ほどで結びます。車両は高速運転に対応したAE形が使用され、車内も落ち着いた雰囲気で過ごしやすくなっています。

AE形は優れた車両に授与されるブルーリボン賞を受賞しています。

京成上野・日暮里から成田空港までの乗車券は成田スカイアクセス線経由となるため、1257円（IC）、スカイライナー券は1250円です。合計で2507円となります。

成田エクスプレスで東京から成田空港まで利用した場合の運賃＋指定席特急料金（成田エクスプレスは全車指定席）は3072円（IC）です。成田エクスプレスを利用した場合の所要時間は東京成田空港間、最速59分となっています。

スカイライナーが速くて、安いということがわかるかと思います。

これでもスカイライナーは成田スカイアクセス線経由のため、京成線の中では割高として知られます。少しでも安く利用されたいという方は京成本線を利用すると良いと思います。京成本線経由の場合、運賃は1042円で、所要時間は80分ほどです。京成本線にも朝にはモーニングライナーが、夜にはイブニングライナーがスカイライナーと同じAE形で運転されています。

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