2019年4月10日
昼行高速バスの良さは何か。日本最長の昼行高速バス「スカイ号」に乗車!【雪国周遊旅】
バスは終点の上野駅前に到着しました。
弘南バスと東北急行バスが共同管理するバス停です。さすがに拠点ではありませんから簡素なのは致し方ないことです。
到着直前には都営バスの最新型、フルフラットバスがいました。
ノンステップバスがバス前寄りのステップをなくしたものでしたが、フルフラットバスはバス内にあるすべての段差をなくしました。
日本では都営バスのみが導入、運行しています。
都営バスは他にも水素バスの運行も行なっています。
今回は日本最長の「昼行高速バス」に乗車しました。
では、昼行高速バスの存在意義や乗る価値はどこにあるのか。乗って見てわかったことを含めてその利点をお伝えします。
まず、高速バスは基本的に新幹線や飛行機などの速達性を求めた交通手段に比べて時間こそかかるものの安価で移動できるというものです。
夜行高速バスはその利点を最大限に引き出すことができる手段です。
夜の普通なら寝るべき時間にゆっくりではありながらも移動できる上、値段は安いのでかなり効率的な移動が可能なのです。
では昼行高速バスは何が良いのか。
昼に時間をかけて移動するのは夜行高速バスに比べて不利に見えます。
確かに合理性のみを加味すれば不利かもしれません。
夜行高速バスと昼行高速バスの値段差は安ければ数百円、1円もないこともあります。
利点の一つは新幹線よりは安く移動できるし、新幹線のように旅気分を味わえるという点です。
今回のスカイ号のように極端に距離が長いと話は違いますが、例えば東京名古屋線とか東京長野線、東京大阪線なら安価で移動しながら共に旅している人たちと話しながら移動できたり(もちろん騒ぐなどのマナー違反はダメですよ)、1人旅でも景色を楽しみながら移動できます。
夜行高速バスの場合にはまず景色を楽しんだり、会話するなどもってのほか。
「移動」という行為そのものを楽しむということはできず、あくまで翌朝になれば違うところにいるのだろう感覚なのです。
昼行高速バスは景色が流れますし、ある程度位置の感覚もありますから「自分はこれだけ移動したんだ!」など移動自体も楽しめるという利点があります。
二つ目は休憩の使い方です。
夜行高速バスの場合には寝ぼけながらトイレ休憩だくらいにしか思わないわけですけど昼行高速バスの場合には昼食を食べて見たり、お土産屋を楽しんだり、あるいは何かを買ってきてバスの中で食べることもできます。
つまり、味見のように少しずついろんなところをプチ体験できるのです。
あくまで高速バスは路線バスなのですが、観光バスのように楽しむことが昼行高速バスではできます。
私はそれがでかいなと感じました。
上野駅は18時台は帰宅ラッシュの真っ最中。
青森では想像できないような人の数です。
乗車するのは山手線。
上野東京ラインなら一本で大船まで帰れるわけですが、東京から乗りたい列車があるので今回は山手線にしました。
東京に到着です。
山手線は本数がめちゃくちゃ多いのでラッシュ時でも空いていることがあります。
ホームライナー千葉号の廃止通知がありました。
3月16日をもってホームライナー千葉号は全廃となりました。
特にこのブログでは触れる予定はありません。
次回の「雪国周遊旅」は!
わざわざ東京に来てまで乗りたい列車に!
お楽しみに。
次回は雪国周遊旅を配信予定です。
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