2019年4月25日
383系しなの号の車内は?スタンダードだから良い!【中央線特急乗継の旅】
特急しなの号に乗車しています。
今回は特急しなの号の普通車の座席、車内設備をご紹介します。
JR東海は普通列車用の車両からもみられるように路線による優劣を車両に出来る限り示さないようにしています。
特急ひだ号用のキハ85系も大変よく似たデザインです。
柔軟な運用が可能なようにされていて分割併合が可能です。
最短6両、最長10両で運転されます。
基本的には名古屋〜長野駅間の運転ですが、臨時列車として登山シーズンや観光シーズンに松本から大糸線に直通し、白馬まで運転されることがあります。
また、昨年は信州ディスティネーションキャンペーンの一環として諏訪しなの号として名古屋から塩尻まで中央西線を走行し、塩尻からはJR東日本の中央東線に直通し、山梨県の小淵沢までも運転されました。
ここからもわかるようにこの383系は相当柔軟な運用が可能ということです。
座席はこんな感じ。
すごい!とはなりませんが、過去4、5回しなの号としての383系に乗りましたが、フィット感と言い、悪いと思ったことはないです。
リクライニングはこんなもん。
すごい倒れるということはないものの十分満足。
この微妙なラインを攻めて来るJR東海もなかなかやります。
シートバックテーブルが搭載されています。
1994年からの製造ですのでまだパソコンで仕事という文化はないですね。
ビジネスサイズではないにしてもかなり大きめです。
年代的にもコンセントなどの設備はありません。
カーテンはこんなもん。
フリーストップ式ではないのは特急ワイドビューしなの号を謳う特急ですから窓の視界にカーテンレールが入ることを嫌ったのでしょう。
最近の車両では珍しく自動販売機があります。
JR東海では東海道新幹線などでも自動販売機を設けない傾向がありますから新型が出た時には無くなるでしょうね。
トレイはこちら。
床面を見るとやはり古さを感じざるを得ません。
車内には和式トイレもあります。
洗面所はなんだか光り方が高級感があります。
こう見てもなんとも文句なしというかスタンダードを徹底的に攻めてきた特急だなと感じます。
変に凝らないからこそ細かいところまで設備が行き渡っていますし、リピートしたくなるような感じもあります。
いつ乗ってもハズレがないです。
足元もなかなかの広さ。
足元を空いているのでこちらもスタンダード。
フットレストもあります。
個人的には足は伸ばしている方が好きです。
荷物置き場もあります。
スキー客にも便利な設備ですね。
次回の「中央線特急乗継の旅」は!
いよいよ名古屋に到着!
お楽しみに。
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