待っているとホームの奥の線路に猫がいました。

のどかなもんです。

来宮方面から回送で到着したこちらが上野東京ライン宇都宮線直通 快速アクティー小金井行きです。

「快速アクティー」とは何かという前にまずはJR東日本東海道線の優等列車について整理しましょう。

東海道線の種別は以下の通り。

寝台特急、特急、特別快速、快速アクティー、快速、快速、ライナー、普通です。

快速が二つもあるじゃないか！

間違いではないんですよ。

では一つずつ説明しますね。

「寝台特急」・・・サンライズ出雲・瀬戸

「特急」・・・踊り子やスーパービュー踊り子など

「特別快速」・・・湘南新宿ラインを経由する快速列車。東海道線内の停車駅は快速アクティーと同一で直通先にも通過駅がある。

「通勤快速」・・・平日夜のみ運転の列車。品川〜大船駅間をノンストップで結び、大船から小田原駅間は快速アクティーと同じ停車駅になる。

通勤快速の記事はこちらから！↓

「快速アクティー」・・・東海道線の快速列車。多くが上野東京ラインに直通するが、快速運転は東海道線内のみ。

「快速」・・・湘南新宿ラインを経由する列車。東海道線内は各駅に止まり、横須賀線内のみ通過駅がある。しかし、東海道線内でも快速と案内される。

「快速」・・・平日夜間のみ大船〜小田原駅間限定で運転される列車。185系、215系、251系の2ドア車で運転され、ライナー列車が種別変更する。停車駅は列車により異なる。

「ライナー」・・・平日朝、夜のみ運転の通勤ライナー。停車駅は列車により異なる。

ホームライナー小田原号の記事はこちら↓

おはようライナー新宿26号の記事はこちら↓

「普通」・・・東海道線内の各駅に止まる。

まあこんなになってるわけですよ。

んで、今回乗るのは「快速アクティー」です。

普通の快速に名前が付いているのは首都圏ではこの東海道線の快速アクティーの他に高崎線の快速アーバン、宇都宮線の快速ラビットがあります。

快速アクティーの停車駅は小田原までの各駅と国府津、平塚、茅ヶ崎、藤沢と藤沢からの各駅です。

通過するのは鴨宮、二宮、大磯、辻堂です。

いや少ない！

余りにも遅いので普通列車を一本も追い抜けない快速アクティーも普通にあります。

まあこんなのが特別快速と合わせて毎時2本程度あるわけで通過駅の利用者からしたら止めろよ！と言われそうですね笑

まあ発車しました。

言うてはやくないので車内は一本前の普通列車と同じくらいの乗車率。

あ！もちろん一本前の普通列車は抜かせませんよ？

ちなみにこの快速アクティーも普通列車は一本も抜かないやつです笑

熱海を出てしばらくすると車窓右側には伊豆半島の山々が見えます。

海を挟んでまた山がある。これが伊豆の風景ですね！

しばらくこんな感じで奥に伊豆半島を見ながら進み、神奈川県に入っていきます。

根府川に到着。

東海道線東京〜神戸駅間でで一番海が綺麗に見えると言われています。というか普通にそうです。

リゾート列車の快速伊豆クレイルなどはここで減速運転をするそうです。

桜の綺麗な季節。

東海道線の線路と海の間には桜の木が植えられていて大変綺麗なものです。

小田原駅に到着。

ここからは快速運転となります。

向かい側は小田原始発の普通小金井行き。

抜かしたうちには入りません。

小田原〜国府津駅間は遠いながらも海が見えますが、ここのあたりが東京に向かうと最後の海が見える区間となります。

遅いと言いつつ、通過はなかなか高速。

楽しいもんですね。

逆に通過駅で待ってるとなかなか恐怖ですよ。

ボックス席に熱海で掛けて混んできたら譲ろうと思っていましたが、結局空いたままでした。

藤沢に到着。

快速運転はここで終わり。

快速アクティーは登場当初は戸塚、辻堂、大磯、二宮、鴨宮、早川、根府川を通過していましたが、2004年に早川と根府川には全列車が停車するようになり、2007年には全列車が戸塚駅に停車するようになりました。

現在、大船〜戸塚〜横浜駅間は東海道線、横須賀線、湘南新宿ラインで日中帯は毎時14本の列車が運転されています。

戸塚駅の停車に関して通過によって大きな影響があるのかというとそういうわけでもなく、そのうち2本の快速アクティーと特別快速は通過させても良いのではないかという意見もあります。

本当は大船で降りるはずが、寝過ごして戸塚まで来てしまいました。

青春18きっぷなので問題はありませんが、快速アクティーが戸塚通過だと横浜まで行ってましたね笑笑