2019年9月10日
【長野】中央本線の車窓からは長野らしさが溢れてる!【中央線普通列車の旅】
小淵沢からも引き続き中央本線に乗車します。
乗車するのは中央本線 松本行き。
JR東日本の中央本線は同じJR東日本の常磐線のような運行上の区切れははっきりしていません。常磐線の場合、水戸、いわきと原ノ町が切れ目になっていますが、中央本線の場合には高尾始発でも大月行きだったり、甲府行きだったり、小淵沢行きだったり、また松本行きだったり、長ければ長野行きまであります。
また常磐線に例えてしまい申し訳ないですが、常磐線でいうなら土浦駅のような区切れがたくさんあるような感じです。
強いて言うなら高尾駅が一つの区切れかもしれませんが、実際のところ、立川行きの普通列車も、大月始発、河口湖始発の快速電車も多数設定されています。
平日の日中。車内は相当ガラガラです。
景色は高原地帯そのもの。
奥に見える山々がとても綺麗。晴れていたらもっと綺麗なのでしょう。
すずらんの里駅。
1985年に近くに工場を持つ、セイコーエプソンの要請により作られた駅。セイコーエプソンが2億円の建設費を負担しています。当時の国鉄が出せるはずもありませんしね。駅名もセイコーエプソンの要請によるもので当時の国鉄としては相当特殊な例となり、話題となりました。
2017年からはSuicaの利用が可能になっています。
すずらんの里の近くの景色を確かに見ているとセイコーと書かれた工場が見られます。
長野県のこの辺りの典型的な雰囲気そのものという感じ。
長野県は大変に広いのでその特性は場所により異なりますが、少なくとも諏訪エリア(この辺り)では精密機械工業が大変に盛んです。かつては時計や光学機器、今では電子部品やデバイスの生産が多いです。高級腕時計の本場であるスイスになぞらえて「東洋のスイス」とも呼ばれます。
上諏訪に到着。
諏訪湖の最寄駅ですが、この辺りは温泉地としても有名で上諏訪温泉、下諏訪温泉は観光地としてよく知られます。もちろん諏訪湖も観光地として栄えています。
諏訪湖では観光をしました。
その様子はYouTubeにて公開中!
ぜひ、ご覧になってみてください。
引き続き中央本線に乗車。
上諏訪〜下諏訪駅間では諏訪湖を見ることができます。
塩尻に到着。
JR東日本の中央本線の多くの列車は塩尻から篠ノ井線に入り、松本、信越線長野へ。また、松本から大糸線に入り、白馬、南小谷まで向かう列車もあります。
中央本線自体はここでJR東海区間に切り替わります。基本的に中央本線の上諏訪方面と中津川方面を直通する列車は存在せず、臨時列車の名古屋発小淵沢や富士見行きの特急諏訪しなの号が最近では唯一となっています。
塩尻では日本一狭い駅そば店と言われるところで昼食。
その様子は近日YouTubeにて公開予定です。
次回の「中央線普通列車の旅」は!
いよいよJR東海区間へ!
特急だらけの区間だけど普通列車の方が景色は楽しめる?!
お楽しみに。
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