2019年9月11日
普通列車ならゆっくり贅沢に!中央西線乗るなら普通列車で! 塩尻〜中津川【中央線普通列車の旅】
塩尻に到着しました。
ここからは名古屋に向けて再び太平洋側に向かって行くことになります。
乗車するのは中央本線 普通列車中津川行きです。
ワンマン列車です。JR東海でワンマン列車に乗るのはこれが初めて。同じJRグループである以上、JR東日本とシステムは変わりません。
JR東海が標準車両と位置付ける313系です。
JR東海は本当にさすがで主要幹線である東海道線でも、ローカル線である飯田線でも313系を導入しています。安定した快適性を提供してもらえますので、ハズレがほとんどありません。
しかし2両編成、青春18きっぷ利用期間、この時間の中津川行きの普通列車は2時間に一本ということで車内は大変混雑。多くは観光客や鉄道好きの方のようでしたので、普段は空いているものと思われます。
全駅ドアボタン式でした。JR東日本の場合、ドアボタンは向かって右側にありますが、なぜかJR東海では左側。普通に考えれば利き手側につけた方が使いやすいので、右側の方が使いやすいはず。実際にそうで、みなさん、ドアを閉めようと最初に右を確認するもボタンがなく、左側に向き直ってから閉めていました。
ボタン自体はJR東日本のE233系に大変近いものです。
塩尻駅を経由して中央本線を東京方面から名古屋方面に向かう、またその逆は方向転換をして向かわねばならず、全く使いやすい構造ではありません。まるで関係ない路線のような構造です。実は昔は塩尻駅はもっと上諏訪寄りにあり、そこを使うと東京方面と名古屋方面は同一方向で結ばれていました。塩尻駅旧ホームも上諏訪から塩尻の方に向かって来れば見ることができます。また、当時使われていた同一方向で結ぶ線路は今も使われており、写真ならE257系が留置されている線路がそれです。現在のところ、旅客列車での使用はありません。
中央本線の塩尻から先は単線でカーブの多い区間になります。それに対応するために名古屋発長野行きの特急しなの号では振り子式車両が使用されています。
カーブは多いものの、その分景色は最高に良いものです。
木曽谷に沿って山の中を進みます。特急しなの号に乗ってこの中をぶっ飛ばすのもとても楽しいですが、普通列車で乗るとこの景色をゆっくりと楽しめて贅沢な気分になります。
写真では写せませんでしたが、上松の先には名勝「寝床の床」があり、水の色はエメラルドグリーンで花崗岩が自然で出来た地形を作り、本当に素晴らしい景色でしなの号でも減速走行で景色を楽しませてくれることがあります。
この中央本線の東京〜名古屋駅間で最大の魅力と言えそうです。
単線でなおかつしなの号は本数が多いので、しょっちゅう止まりながら特急の待ち合わせ。
深い山の中を進みます。
JR東日本管内でも山の中でしたが、また少し違う雰囲気の山の中です。言葉では表現が難しい…笑笑
駅も時々こんな感じの駅があります。
飯田線にもすごい雰囲気の駅がありますが、乗るのが大変なので中央本線なら簡単に楽しめますね。
次は南木曽。
南木曽は観光地として有名です。
外国人も南木曽で降りていかれました。
この日は雨が降っていたので、川は濁っていましたが、晴れていればもっと綺麗です。
この自然に曲がってできた感が良い!
都会では見られない魅力です。
中津川に到着。
続いて快速に乗り換えです。
今回の中央本線の様子はYouTubeでも近日公開予定!
次回の「中央線普通列車の旅」は!
乗り心地も良くて、空いている快速に乗車!
中央本線の特急の上手な使い方?
お楽しみに。
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