特急踊り子の自由席はお得!踊り子の自由席を手軽に、便利に使おう! 実は普通列車グリーン車よりもお得?

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今回はJR東日本が主となり、JR東海、伊豆急行、伊豆箱根鉄道が運行する特急踊り子についてご紹介します。

今回は大船から品川まで利用します。
踊り子号は伊豆方面へのお出かけに便利な列車として運転されますが、このような短距離移動でも便利に利用できます。その理由は後ほど。
踊り子に使用される車両は国鉄型特急の185系。
主な運行区間は東京〜伊豆急下田・修善寺です。
車内はこんな感じ。
普通車は2+2のリクライニングシートが並びます。
最新の特急のようにデザイン性が重視され、めちゃくちゃ快適性に凝っているのかというとそうではないと思いますが、シンプルなこのデザインが余計に外の景色を引き立ててくれ、列車の旅を楽しむにはかなり向いています。
リクライニング、シートバックテーブル、遮光カーテン、冷暖房などの基本的設備は整っています。
踊り子号は自由席、指定席、グリーン席の3等級で運転されます。
JR東日本では常磐線特急のひたち、ときわ、高崎線特急のスワローあかぎ、中央線特急のあずさ、かいじ、富士回遊、はちおうじ、おうめでそれまでは存在した自由席を廃止し、全車指定席化の上、座席未指定券と呼ばれる満席時の空席利用サービスを開始することにより、普通列車グリーン車との差別化、車掌乗務人員削減によるコスト削減、外国人観光客への対応強化を行ってきました。
東海道線においても2020年春より中央線よりE257系が転属し、2021年ごろには新たな着席サービスが開始されるとみられています。(草津号のように踊り子号には適用されないということも考えられる)
現在のところ、15両編成の場合、グリーン車が4、5号車、指定席が1〜3、6〜8、13〜15号車、自由席が9〜12号車です。
戸塚を通過中。
踊り子号の基本の停車駅は東京を出ると、品川、川崎、横浜、大船、小田原、湯河原、熱海です。熱海で切り離しとなります。1〜10号車は熱海を出ると網代、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田に止まります。11〜15号車は熱海を出ると、三島、三島田町、大場、伊豆長岡、大仁、修善寺に止まります。
修善寺行きは15両もしくは12両で運転の場合のみに連結されます。一部の臨時列車は上野東京ラインを経由し、我孫子までの直通運転を行います。
横浜に到着。
大船から東京までの停車駅はかなり多く感じます。実は大船から小田原間ではかつては平塚などに停車する踊り子号もありましたが、踊り子号の利用低下を背景に利便性向上を図るため、停車駅が絞られました。
大船から東京までは50キロ以下のため、自由席は520円で利用できます。普通列車グリーン車の50キロ以下の料金はホリデーは580円で、平日は780円です。この時点でも自由席がかなりお得ですが、普通列車グリーン車は車内でグリーン券を買う場合、同じ距離でもホリデーは840円、平日は1040円となります。
自由席特急料金は車内で買っても料金は変わらないため、自由席付き特急は普通列車グリーン車よりも速くて、安くて、手間もないという最強の列車となっているのです。
踊り子号の場合、速達性に優れる大船〜小田原間でも50キロ以下です。
多摩川を越え、東京都に入ります。
今回は品川で下車。
伊豆方面の特急は通常の踊り子号に加えて、高価格版としてスーパービュー踊り子号、マリンエクスプレス踊り子号が運転されています。
これらについても2020年春からスーパービュー踊り子号は車両を251系からE261系に変更の上、サフィール踊り子号に愛称を変更することになっています。これによりスーパービュー踊り子では存在した普通車の設定がなくなり、全車グリーン車指定席として運転されます。また、グリーン車よりも豪華なプレミアムグリーン車が設定され、グリーン個室のサービスが強化されます。
サフィール踊り子号がかなりグレードアップしていますから踊り子号も気軽に利用できるものではなくなってくるかとも考えられるわけです。
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