2020年2月26日
大歩危観光の定番!大歩危遊覧船に乗船!料金は?アクセスは?【四国バースデーツアー】
阿波池田からは特急南風で大歩危まで行きます。
南風については次回あげます。
大歩危と書いて「おおぼけ」と読みますが、四国でもかなり有名な観光地の一つです。
今回はこの大歩危で100年以上の歴史がある「大歩危遊覧船」に乗ってみたいと思います。
大歩危駅にはこんならぶらぶベンチというものがありました。
カップルでこれに座ると座面が真ん中に向かって下がっているため、くっついていくという優れものです。
JR四国では多くの駅に設けられています。
この看板のJR四国の文字の下に「たいへんよくすべるベンチです。くっつきすぎにごちゅういください。」という注意書きがまた面白い。
大歩危駅からはタクシーで移動します。
タクシーも特急の到着に合わせて大歩危駅前にいるようで待つことなく乗れました。
しかもタクシー料金は首都圏よりも多少安かったと記憶しています。
初乗りが570円だったように思います。
大歩危遊覧船は100年以上の歴史があるといいましたが、昔からこの「大歩危峡まんなか」というレストランなどが入った商業施設が運営しています。一応まともな旅客船ですから乗船名簿の記入などが必要です。
状況にもよるようですが、この日は概ね30分間隔で運航していたようです。
私たちが到着した時に遊覧を終えた台湾の方々が帰って行かれましたが、台湾の旗を振り見送りをしており、良いところなのだと感じさせます。
料金は1200円で冬だったからかカイロももらえました。
そして乗船。
船の写真を撮り忘れてしまったのが痛い。
レストランと併設された受付からは階段をかなり下ります。
モーター付きの小型船で、濡れた座席は係員の方々がすぐに拭いていて好ましいものです。
大歩危は大変綺麗な景勝地としても知られますが、かつてから交通の難所としても知られ、JR土讃線も1951年にこの区間が最後に開通したことで全通となりました。
大歩危周辺は今でもカーブの多いところで振り子車両により高速運転を行っていますが、土讃線の南風号で使われる制御付き自然振り子装置は最近では乗り心地が悪くなると言われ、新たに車体傾斜車両を導入する際には空気ばね車体傾斜装置を用いて乗り心地改善を図るのが一般的です。南風号でも空気ばね車体傾斜装置を導入しようとしたところ、基本的にどこでも上手くいっていた空気ばね車体傾斜装置が大歩危周辺のカーブで車体傾斜に必要な空気が足りなくなるという不具合を起こし、南風号では新型でも引き続き制御付き自然振り子装置を導入することになっています。大歩危は今でもある意味で交通の難所です。
大歩危を流れる吉野川は日本三大暴れ川の一つと言われ、大雨で水かさが増すと崖の遥か上にある国道や大歩危峡まんなかの建物にまで水が来るそうです。
日本三大暴れ川の異名からは考えられないほど可愛い鴨の親子を発見。可愛いですね。
大歩危遊覧船からは現在の国道よりも前に使われたいた旧道も望むことができ、大変に面白い30分間でした。
再びタクシーで大歩危に戻ってきました。
大歩危峡まんなかから大歩危までは5分かからないくらいです。
大歩危観光の歴史を切り開いた大歩危遊覧船、ぜひ乗られてみてはいかがでしょうか?
次回の「四国バースデーツアー」は!
南風号のグリーン車に乗車!
走ってる感がすごい!
お楽しみに。
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