日本最長の高速バス「スカイ号」に乗車!1 端から徹底観光案内! 弘前〜盛岡【雪国周遊旅】

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弘前からは高速バスに乗ります。

前回もバスについてはご紹介しましたが、弘南バスの昼行高速バス「スカイ号」上野行きです。
車内などについてはまた別記事でご紹介します。
スカイ号は青森駅前8:00発、弘前バスターミナル9:20発で終点の上野駅前には18:50着です。
10時間50分の走行時間は日本国内を走る昼行高速バスでは日本最長で、夜行バスと比較しても東京から大阪までが8時間40分ほどですからそれよりも長いということです。
ちなみに新青森から東京までを東北新幹線で行けば3時間10分(はやぶさ34号)ほどです。
では、スカイ号の利点は何か。
新青森から東京まで新幹線なら普通車指定席で17550円するところ、スカイ号は安い時なら4500円で乗れるのです。
安さが魅力の一つなっています。そしてもう一つの魅力は一見不利にも見える長い走行時間です。それは今回からの記事でご紹介します。
弘前バスターミナルを出ると弘前市街を走行します。
青森市、八戸市に次ぐ、県3番目の都市というだけあってなかなかの発展ぶりです。
大鰐弘前から東北自動車道に入ります。
弘前バスターミナルを出てから10分ほどでここまできました。
なかなか良い走りです。
そういえばなぜ、前面の景色が楽しめているのかというと無理やり見ているわけでもなく、最前列席が指定されたからです。
スカイ号は座席指定制ですが、自分で座席は指定できないので運次第といったところです。
空いていれば基本的には隣に人が来ないように設定されるようでこの日も実質的にはダブルシートで利用できました。
これは撮影にはかなり便利です。
只今の気温の機械。
関東ではあまり見ませんね。
寒いからこその設備と言えそうです。
碇ヶ関トンネル。
この地名は奥羽本線の駅にもあるので東北自動車道とはいえども完全に東北本線に沿っているかというとそうでもなく、奥羽本線に沿って進んでいるようです。
ここで奥羽本線方面とは分岐するようです。
どういうことか図解するとこんな感じ。
東北本線が八戸経由で来るのに対して東北自動車道は奥羽本線、花輪線と並走し、盛岡で東北本線と同じルートに入ります。
十和田インターチェンジまで少し。
十和田からは花輪線に合流します。
十和田湖は知っている人が多いのではないでしょうか。
ここで秋田県と青森県の県境ギリギリです。
カルデラ湖として知られていて十和田火山の火口部に水が溜まった湖です。
中世以降は噴火はないものの周辺自治体で念のためにハザードマップを作成しています。噴火した場合、火砕流は岩手県北西部まで到達すると予想され、噴石などの被害は更に広範に広がると想定されています。
1万3000年前の噴火では火砕流が現在の青森市まで到達したそうです。
東北自動車道は2車線道路ですが、車も少なく順調に進んで行きます。
北緯40度線を通過!
北京と同じ北緯にいるそうです。
他にもイタリア、スペイン、ギリシャ、アメリカのカリフォルニアなどを通過しているそうです。
ヨーロッパの地名を見ると暖かい地域が多いと感じますが、これは地中海性気候の影響でヨーロッパは高緯度でも地中海性気候の影響で温暖です。
岩手県に入り、盛岡が近づいてきました。
仙台までの距離を見ると遠いと感じますね笑笑
盛岡市に入りました。
雪がだいぶ減りました。
ここまでの所要時間は2時間ほどです。
次回の「雪国周遊旅」は!
引き続きスカイ号をご紹介します!
次回は雪国周遊旅を配信予定です。

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