2019年11月18日
千葉代表!京葉線の運用範囲はすごい!ディズニーアクセスだげじゃない!【夏の東日本紀行2019】
新木場まで来ました。
新木場からは京葉線に乗り換えます。
京葉線は武蔵野線と直通運転を行っています。
京葉線に武蔵野線の車両が乗り入れてくる方法で西船橋〜東京駅間、海浜幕張駅間で運行されます。
また、内房線とも直通運転を行い、主に君津駅までの乗り入れで平日朝の通勤快速1本のみ、上総湊駅発で運行されています。
外房線との直通運転では主に上総一ノ宮駅まで運転し、一部電車は上総一ノ宮方面行きを誉田駅で切り離しの上、大網から東金線直通で成東まで行く電車もあります。
さらに1日1往復のみ、勝浦発着の電車も運行されています。
そして京葉線のE233系。
かつては中古車両がたくさん走る路線でしたが、2010年にE233系が新製車両としてデビュー。
また、京浜東北線で使用されていた209系が2008年に一部余剰となったことから京葉線に転用され、現在も一部編成は京葉線として活躍しています。
ほぼ全区間が東京湾の埋立地である上、その際を走るため、風の影響をとにかく受けやすく、強風による遅延や運転見合わせが多いです。さらには台風の時には一番最初に運休が決まる路線でもあります。
そんな京葉線ですが、周辺に代替交通機関がないことからJR東日本が順次、強風対策の防風フェンスを設置し、それ以来風によるダイヤ乱れは9割減となっています。
そして見えてくるのは舞浜駅が最寄りの東京ディズニーリゾート。
実はこの東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは京成電鉄のグループ会社で、さらに舞浜駅で接続するディズニーリゾートラインはオリエンタルランドの完全子会社です。
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーで行われるショーやアトラクション、さらにはキャラクター著作権などはアメリカのウォルトディズニーカンパニーの子会社などが担当しているため、オリエンタルランドは実務運営だけとは言えども、運営ノウハウやディズニーリゾートラインのシステム、整備には京成電鉄が深く関わっていますし、舞浜駅北側の住宅地は京成不動産が開発を行ったものです。
夢の街に見える舞浜ですが、京成での一体開発が行われたことで東京への通勤の利便性の高さでも知られるようになり、朝時間帯の舞浜駅などはディズニーへの見物客と通勤客で殺人的な混雑が見られ、さらには住宅地のエリアまで見物客が入り込むことによる騒音問題、トラブルが多発していることもあり、ディズニーとの関係に悩まされている一面もあるそうです。
新浦安はかなり都会的な風景が広がりますが、市川市に入ると写真のような典型的な工業地域になります。
この辺りは京葉工業地域を形成するところで、鉄鋼業、石油化学工業が盛んです。浦安・市川から君津のあたりまでの東京湾沿いに広がりますから京葉線の君津行きなどに乗れば、その脇を全て走ることができます。
千葉市に入ると見えるのはイオンモール幕張新都心。
海浜幕張駅を中心に開発が進められ、幕張メッセやZOZOマリンスタジアム、三井アウトレットパーク幕張があり、賑わいを見せる場所です。2007年からは特急列車も停車するようになりました。
しかし、横浜のみなとみらい21地区でもそうですが、新都心にありがちな空き地問題がここでもあり、解決策が検討されています。
暗くなってくると一段と京葉工業地域が綺麗に見えます。
京葉線は各駅停車、快速、通勤快速、特急の4種別が運転されます。
快速は東京を出ると、八丁堀、新木場、舞浜、新浦安、南船橋、海浜幕張と海浜幕張からの各駅に止まります。
通勤快速は東京を出ると、八丁堀、新木場、蘇我に止まります。
特急列車はわかしお号とさざなみ号が運行されています。かつては総武快速線周りで運行されていましたが、総武快速線が成田エクスプレスの運行開始により線路容量が不足して来ていることから京葉線周りになっています。特急列車は縮小傾向にあり、さざなみ号は土休日の全列車と平日の君津〜館山駅間はすでに全廃となり、わかしお号も本数が減っています。
終点の蘇我に到着。
外房線、内房線との乗換駅です。
千葉まで向かいます。
千葉までは2駅ですが、本数が少ない時間帯があるので、千葉へ行くのに京葉線はオススメできません。あくまでの房総南部へのアクセスに限られると思います。
千葉に到着。
千葉は最近改修されて綺麗になりました。
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