2020年2月18日
JR四国の最新型特急、2700系グリーン車に乗車!快適すぎて文句なし!?【四国バースデーツアー】
マリンライナーで坂出まできました。
坂出は宇多津とともに本州からの玄関口です。坂出が高松側の玄関口、宇多津が松山、高知側の玄関口となっているわけです。
しかし、坂出には高松側、徳島から来た特急うずしお号の岡山行きは坂出に停車せず、あえて宇多津まで行き、進行方向を転換して岡山に向かっています。これは瀬戸大橋線の通過本数を絞るためにうずしお号は高知からの南風号と連結して岡山に行くためで坂出はマリンライナーとサンライズ瀬戸号の玄関口といえそうです。
今回は高知側にある琴平まで行きたいので、宇多津まで快速列車を利用します。
高知行きの特急は基本的に岡山始発で高松始発は数本の特急しまんと号があるのみです。
そのため、高松からは岡山からの特急に接続する快速サンポート南風リレー号というものが運転されており、ちょうどよく岡山からの列車に接続してくれます。
一駅隣の宇多津で下車。
後から岡山から来た特急南風3号高知行きに乗ります。
これにはJR四国で最新型の特急車両、2700系が充当されていました。
2019年にデビューした車両で主に高知方面の南風号、徳島方面のうずしお号に使用されています。
旧型の2000系を置き換えるため、導入されましたが、高速走行のための車体傾斜装置には2000系と同じ制御付き自然振子装置が採用されています。
最近の車体傾斜装置には空気ばね式という効率的な方法を用いる車両が導入され、制御付き自然振子装置の車両を置き換えています。
JR四国でも特急しおかぜ・いしづち用の8600系で既に導入実績があり、高知方面の特急にも導入しようと2017年に2600系という空気ばね式の車両を導入しましたが、高知方面の土讃線内の連続するカーブで空気ばね式の車体傾斜装置を維持する空気容量が足りなくなり、日本ではかつて例を見ないカーブに最新システムが負けるという結果になったため、2600系の製造を終了し、それをベースにし、制御付き自然振子装置を採用した2700系を増備しています。
今回の旅行ではグリーン車をメインに使います。
2+1のグリーン車で最近の特急車両のグリーン車にしては全国的に見ても豪華な作りです。
そして座席ですが、もうJR東日本E5系グリーン車にそっくり。これに可動式枕をつければそのままです。
在来線グリーン車ではかなり豪華な電動レッグレスト付き。リクライニングもかなり倒れます。肘掛部分にコンセントがあり、全席に装備されています。
さらにE5系にはないフットレストも付いており、レッグレスト、フットレスト、リクライニングの組み合わせで寝てるような体制になれます。これはすごい。
フットレストは座面と同じモケットの方が靴を脱いで、座面とは違うモケットの方が土足用です。
高知行き特急ですが、琴平までは平和な場所を走ります。
琴平を出てから最新の車体傾斜装置に勝った強力すぎるカーブが待ち受けているわけです。
目的地の琴平に到着。
琴平までは一応電化されていますが、本当に短い区間のため、特急は臨時のサンライズ瀬戸を除いて気動車が使用されます。
次回の「四国バースデーツアー」は!
香川の一大観光地!
こんぴらさん、金刀比羅宮を参拝します。
階段などの程度すごいの?
お楽しみに。
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