千葉発南小谷行きのあずさ3号を乗り通してきた!ダイヤ改正でなくなるロングランあずさ3号乗車記【伊豆信州周遊旅】

Pocket

仙台からウィラーの夜行高速バスでバスタ新宿まで来ました。

仙台からの一番早い便で来たため、4:40にバスタ新宿に着きました。
新宿駅もまだ一部の改札しか開いておらず、バスタ新宿最寄りの改札は2つとも閉まっていました。
そして中央・総武線で千葉まで来ました。
今回乗るのは6:38発特急あずさ3号 南小谷行きです。
まず千葉発のあずさ号はこの一本のみですが、さらにあずさ3号は通常のあずさの終点である松本を超えて、白馬を超え、新潟県の手前、南小谷まで至る2020年3月13日までの東日本エリア最長特急となっています。(2020年3月14日以降はあずさ3号は千葉発松本行きに短縮の上、富士回遊3号河口湖行きを併結。あずさ5号が新宿発南小谷行きとして松本以遠へ運転。最長特急については現行のあずさ3号よりも長い常磐線特急ひたち号が品川〜仙台駅間で運転を開始するため、これに譲ることになる。)
千葉駅にあずさカラーをまとったE353系がいる光景がなかなか異常です。
今回はせっかくなので全区間グリーン車で乗り通します。
ここまでの長距離ではえきねっとトクだ値の設定もなく、グリーン指定席特急券は6560円でした。
これに通常通り、運賃を払うと合わせて12610円となります。
私は週末パスを組み合わせて乗りました。
列車は総武快速線を順調に走行し、錦糸町に到着。
錦糸町から総武快速線は東京方面に行ってしまいますので、ここで中央・総武各駅停車に転線します。
緩行線を駅を通過しながら特急が走るというのもなかなか珍しいものです。
秋葉原を通過。
同じくこの区間を経由する特急新宿さざなみ、新宿わかしおは停車しますが、あずさ3号は通過です。
おそらくこれは各駅停車が朝の時間帯で本数が多い時間なので各駅停車の間に割って入った特急が秋葉原に停車していると、後の各駅停車が詰まってしまうため、特急の前を走る各駅停車にぴったりくっついて運転しているものと思われます。
御茶ノ水からは中央線快速電車と合流。
 再び中央線快速電車に転線します。
御茶ノ水にも停車しません。
そのため、あずさ3号は錦糸町を出ると新宿まで止まらないのです。
列車は新宿につきます。
ここからは同じような山梨、長野方面の特急が30分に一本運転されている慣れた区間。
新宿からも沢山の乗車がありました。
高いところまで上がって来た太陽を見ながら中央線快速電車の高架線を進みます。
千葉で買ってきて忘れていた朝食。
駅弁が良かったのですが、千葉駅ではまだ開いていませんでした。
八王子をでて、高尾を通過すると一気に山の景色となります。
相模湖、藤野と神奈川県をかすめますが、特急は止まりません。
甲府城を見るとまもなく甲府です。
甲府は身延線との乗換駅です。
かいじ号はほとんどが甲府までです。
しかし、甲府からも松本方面への需要があり、多少空いた程度でした。
甲府を出ると八ヶ岳の方へと上がっていきます。
小淵沢あたりまではひたすら上ります。
長野県に入り、上諏訪〜下諏訪駅間では諏訪湖が望めます。
あずさ号は基本通過の下諏訪にも停車しました。
塩尻から篠ノ井線に入り、松本をでます。
松本で3両を切り離し、9両で大糸線に入ります。
大糸線はかなりのローカル線ですので、9両というと相当な長さです。
松本をでてからしばらくはこれまでと大して変わらない景色が続きます。
奥に北アルプスを望む長野県らしい景色です。
信濃大町を出ると景色は一変。
車窓左側には仁科三湖と呼ばれる大糸線随一の車窓を楽しめます。
車内では案内もあり、観光路線感が出てきます。
そして少し進むと一気に雪景色に。
ここまで変わるかという感じ。
雪の反射で車内は明るく綺麗に見えます。
ガタンゴトンというジョイント音も少し静かになりました。
雪国の景色と行きたいところですが、この辺りにしてはかなり少ない方ですね。
今年は暖冬、少雪です。
列車は白馬に到着。
大糸線内で1番の観光地であずさ3号がわざわざ大糸線に入る理由の半分くらいは白馬の観光需要が占めています。
繁忙期には名古屋からのしなの号も白馬まで延長運転されるほどで人気の高さをうかがわせます。
時間をかかれど新宿、千葉から1本という利便性はなかなか売りにできるのだと思います。
外国人にも人気の高い観光地だから余計です。
白馬を出ると少し標高を下げながら南小谷に向けて走ります。
大糸線自体は糸魚川まで続きますが、JR東日本管内は南小谷で終わり。また、電化区間も南小谷で終わりです。
終点の南小谷に到着。
15分ほどの待ち合わせで糸魚川行きに接続しており、それに乗るという方とこの辺りの観光に向かう方、松本行きでそのまま戻っていくという方もいました。
南小谷駅はほぼほぼ長野県の北端。
あと少し進めば新潟県です。
あずさ3号のロングランは終わってしまいますが、今後もあずさ5号が新宿から大糸線南小谷まで来ます。
車窓の移り変わりがとても楽しい路線ですので、ぜひとも乗られてみてはいかがでしょうか?
E353系は普通車でも快適ですし、新宿〜南小谷駅間にはえきねっとトクだ値の設定もあります。
次回の「伊豆信州周遊旅」は!
E353系のグリーン車をご紹介!
お楽しみに。



Pocket

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください