2019年3月31日 2019年4月10日
経由路線がやばい!ホームライナー小田原乗車記
お詫び
前の記事で今回ご紹介の列車を湘南ライナーと言いましたが、ホームライナー小田原でした。
ご迷惑をおかけしましたこと、お詫びいたします。
新宿駅です。
今回は新宿から夜の帰宅客のために運行されるホームライナー小田原についてご紹介します。
なお今回はホームライナー小田原の運行についてご紹介します。乗車する車両のご紹介は次回記事でします!
ホームライナー小田原は新宿駅特急ホームの5番線から発車します。
湘南新宿ラインのホームではないので注意が必要です。
夜のホームライナー小田原は19:30発ホームライナー小田原21号と21:30発ホームライナー小田原23号の2本があります。
ホームライナー小田原21号は踊り子用の185系7両で運転されます。185系は元々普通列車として使用できるよう設計されており、東海道線でも普通列車での運行が過去にはありましたが、ラッシュ時間帯の混雑には対応できず、使用方法の一つしてライナー列車が提案された背景があり、ホームライナー小田原21号も回送列車として新宿まで来てライナーとして利用されます。
ホームライナー小田原23号はスーパービュー踊り子用の251系で運転されます。こちらはスーパービュー踊り子10号池袋行きとして運行されたものを車庫まで回送する列車に乗車させる形で運行されています。
ホームライナー小田原は列車により運行理由が異なります。
使用車種が違うため、21号と23号で乗車位置が統一できず、列車ごとの乗車目標が設定されています。
グリーン車と普通車の乗車位置の違いがこの乗車目標には記載がなく、さらにホームにも特に注意がないのですが、普通車でもグリーン車でも乗車位置は同じでどこからでも乗れると言うことのようです。
来ました。
ホームライナー小田原21号は185系7両うちグリーン車1両で運行されます。
湘南ライナーがオール2階建車両10両や15両編成で運行されることを垣間見れば少なく見えますが、運行都合も影響しています。
グリーン車は1両のみ。今回乗車するのもグリーン車です。
車両自体の紹介は次回します。
2カ所のドアが開きます。
各箇所に駅員が配置されていてライナー券もしくはグリーン券を確認されます。(ライナー列車の乗車には指定列車のライナー券(普通車乗車)もしくは普通列車用自由席グリーン券(グリーン車乗車)が必要です。)
最初の停車駅は渋谷です。
ここは乗車専用駅で新宿と半々くらいの乗車になりました。
大崎は通過。
ここで埼京線を離れ、湘南新宿ラインの経路に入ります。
ここからは前回のおはようライナー新宿26号と同じで武蔵小杉で東海道貨物線に入り、横浜羽沢を経由して東戸塚で東海道線に再び合流。
ここからは並走します。
藤沢に到着。
実は下りのライナー列車は途中駅から快速列車となり、普通車は乗車券のみで乗れるようになります。
湘南ライナー1号とホームライナー小田原全列車(つまり貨物線経由列車)は藤沢駅から、1号を除く湘南ライナー全列車(旅客線経由列車)は大船駅から快速扱いになります。
この185系はもちろん、ホームライナー小田原23号のスーパービュー踊り子用251系も藤沢〜小田原駅間は乗車券のみで乗れると言うわけです。
茅ヶ崎も貨物線ホーム(ライナーホーム)に到着。
このホームライナー小田原21号の面白いところはここで旅客線に転線すると言うことです。
貨物線で行くと茅ヶ崎の次は小田原となってしまいますが、旅客線に転線することで他の駅にも停車できます。
その証拠にホームライナー小田原21号は茅ヶ崎を出ると平塚、二宮、国府津、小田原に止まります。
平塚に到着。
東海道線の快速アクティーや特別快速は二宮を通過しますが、ライナーは二宮に止まるので二宮停車とあります。
ホームライナー小田原21号に先行して5分前に湘南ライナー5号があるので途中駅からの乗車はほとんどありませんでした。
終点の小田原に到着。
なぜこの列車が7両で運用されるのかと言うと藤沢と茅ヶ崎のライナー専用ホームが10両までしか対応していないこともあります。
それなら10両の編成は15両に増結して湘南ライナーに当てた方が良いですから余った7両となります。
新宿〜小田原駅間は小田急がロマンスカーホームウェイを運行していることもあってか需要は東京始発湘南ライナーに比べて低めとも感じました。
次回は今回乗車した185系グリーン車をご紹介します!
初期の姿を唯一とどめる7両185系グリーン車!
お楽しみに。
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