2019年8月29日
【中央特快】中央線の代表列車!中央特快乗車記 【中央線普通列車の旅】
上野東京ラインの始発列車で東京に来ました。
今回はここから名古屋まで向かいます。
過去に名古屋へは東海道新幹線で向かったこともありますし、東海道線の在来線で行ったこともあります。
今回は何で行くのかと言うと「中央線」で行きます。
中央線は名古屋まで出るには長野県周りで遠回りなルートです。今回はさらに「普通列車」て向かいます。
実は今年の春に「中央線特急乗継の旅」として中央線の特急を乗り継いで東京から名古屋まで行ったことはあります。
なので今回は普通列車なのです。
「中央線特急乗継の旅」の様子はこちら↓
最初に乗車するのは中央特快です。
いやこれかよ。って感じですが、意外と中央線を代表する電車ですね。
これが朝一番の中央特快で朝6時台前半に出ます。日中は毎時4本の運転で、中央特快の最終は0時ちょうど東京発の高尾行き。
電車によっては大月まで乗り入れます。
東京を発車。
奥には山形新幹線のE3系つばさ号が。
6:12発のつばさ121号ですね。これにも乗ったことがあります。
つばさ121号の記事はこちらから↓
見えにくいですが、奥には日銀が見えます。
中央線は東京駅唯一の高架ホーム発です。
新宿に到着。
まだ6時台ですが、さすがは中央特快。利用客が多いものです。さすがに混んでる状態で撮ることはできず、立川まで。
中央特快の停車駅は東京を出ると神田、御茶ノ水、四ツ谷、新宿、中野、三鷹、国分寺、立川と立川からの各駅です。
ほぼ全ての電車が途中駅で先行の快速を抜かします。
立川を発車。
ここで青梅線と分かれます。
立川までは高架線区間で都会感満載でしたが、少し郊外の雰囲気が出て来ます。
まもなく終点の高尾。
高尾の広い留置線です。
中央線は一部の例外を除き、この高尾駅で系統分離されています。高尾から東京寄りが通勤路線の性格を持つ区間で、高尾から甲府方面は郊外への路線である近郊区間となります。
高尾から先、中央線はかなり長い間、山の中を走ります。まともな平野は名古屋にほど近い高蔵寺まで出て来ません。
沢山のE233系が見られるのもここまで。高尾から先は主に211系が活躍しています。
高尾駅には柱にこんな跡があります。
これは何かというと機銃掃射跡です。
戦争末期にはアメリカ軍とイギリス軍は輸送手段の遮断を口実に公共交通機関を次々に攻撃。実際に中央線でもこの先の現在の高尾〜相模湖駅間で走行中の旅客列車が機銃掃射とロケット弾による攻撃を受け、列車攻撃としては最悪の被害を出しました。しかも乗車していたのは非戦闘員ばかりで攻撃する意味は見出せません。考えれば考えるだけ本当に悲惨な話です。戦争は二度と起こしてはいけません。
高尾駅の機銃掃射跡は高尾駅1番線の柱番号31、33番にあります。
お乗り換えの際など、時間があれば今に残る戦争の傷跡をぜひ、自らの目で見てみてください。
次回の「中央線普通列車の旅」は!
山梨の山を超えろ!
甲府盆地を上から眺めるぶどう畑の列車をご紹介します。
お楽しみに。
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